日経平均株価は56年9カ月ぶりの14連騰を記録。さすがに当時のことはわたしも知りませんが、相場が強かった頃を振り返るのは物色先を探す上で大事なヒント。その一つ手前、21年前の事を少し思い出してみましょう。

こんにちは。本村健です。

秋も深まり、肌寒くなってきた今日この頃。我が家もついに石油ファンヒーターを出しました。

急に寒くなって飲み過ぎたせいなのかどうかはわかりませんが、交通トラブルに関するニュースをよく耳にします。

この手の話を聞くと思い出すことが一つ・・

ウン十年前、神奈川の久里浜にある船宿の乗合船で釣りに出かけようとした時の話ですが、

その日は待ち合わせが早朝で、少し寝坊した事もあり高速道路を飛ばしていましたが、横浜横須賀道路(横横道路)に差し掛かった所で、覆面パトカーが赤色灯を出しマイクで路肩に寄るように指示されました。

「何やってるの?何キロで走ってんのよ!」と言われ、速度計をみせられ、路肩は危ないから料金所のスペースのある所まで誘導するのでついて来るように言われました。

パトカーの後ろに座るように言われかなり絞られましたが、わたしの頭の中では、反則金がいくらになり何点引かれるのか、釣り船の時間に間に合うかと不埒な事ばかりを考えていた覚えがあります。

すると刑事さんから突然、「これからあなたに質問します」と言われました。

何を聞かれるのかとドキドキしながら待っていると、「これから優しいドライバーになれますか?」と言われ、大きな声で「はい、なります。」と答えたら、なにかメモしていたので、これはもしかしたら!と思いました。(昔の話しですよ!)

いくつかの質問を答えたあと、最後に「あなた釣り竿を積んでいるけど舟の出港時間に間に合うの?」と言われ、完全に安心しきっていたわたしは「大丈夫です。飛ばせば間に合います。」とついつい本音が出てしまい車内は失笑。

まるで「やすきよ漫才」のようでした。笑


21年前は「仕手」相場。再燃あるか

さて、前置きが長引いてしまいましたが、マーケットの方を見ていくと、日経平均株価は皆様もご存知の通り、56年9カ月ぶりの14連騰を記録。

さすがに、当時のことはわたしも知りませんが、相場が強かった頃を振り返るのは物色先を探す上で大事なヒント。その一つ手前、21年前の事を少し思い出してみましょう。

当時のわたしは証券営業で少し自信もついてきたところで、上司に頼らなくなり、独り立ちして後輩に指導が出来るようになっていたような気がします。

その頃は、まだネット証券もありませんでした。インターネットもほとんど普及されておらず、どこの証券会社も対面営業に力を入れ、どぶ板営業でした。

名簿を使って大口のお客さんの所に、飛び込み営業に行くと野村證券の営業マンや他社の営業マンと、かち合うなんて事も良くありました。

相場はと言うと日経平均は上がっていましたが、中身を見るとまともな銘柄が上がる所か下げており、当時は仕手筋と呼ばれる輩が幅を利かせていました。短期で値上がりする仕手株は魅力的で、みな仕手株ばかりをやっていた印象です。

その時代の支店長は酒好きと言うよりもアル中で、夕方になると頻繁に酒の席に誘われていましたが、実力主義で登り詰めたのではなく年功序列で役職に就いたような人。

当時は上司や先輩のいう事は絶対で、断わる事など当然できずハシゴ酒となる訳ですが、酔うと必ず「10年に1度、大相場が来るんだ」とぼやいていました。

若かったわたしは素直に信じていて頑張れば、またバブルが来ると思っていました。

あれから20年以上が経ち・・時間をかけて溜まったマグマが噴火しようとしています。

過去から学ぶのであれば、『仕手相場の再燃』というのも考慮しておく必要があります。

お金が動くところに、お金は集まります。仕手株も稼げたからこそ当時は盛り上がっていたわけなので、今回もこれだけマーケットが動いてきたので、やり方は変えるでしょうが思惑株で稼ごうとする輩は出てくるはずです。

個人投資家の中には、この強気相場を信用できず空売りで勝負を仕掛け大損を抱えている方も少なくない様子。

中小型株の中で「信用倍率が低い銘柄」、さらに低位株とあれば仕手筋の仕掛け的な買いが進む可能性があります。

リスキーな銘柄も多いですが、一生に一度の稼ぎ時かもしれません。ギャンブル好きな方はぜひ。

米国は史上最高値を連日更新しています。日経平均株価の史上最高値はというと38,957.44円。

まだ、日本株が割安なことに気付いた投資家こそが、勝てると思いますよ!


新たな歴史を作るか。週明けは日経平均と安川に目を!

前週末の米国株の上昇を好感され、衆院選で与党の勝利を予想する見方が多い事を背景に「アベノミクス」が加速されるとの思惑から幅広い銘柄が買われ、日経平均は連騰。

今後発表される決算で企業業績が拡大する公算が大きいとの見方から、市場では業績を先取りする動きが広がっています。

目立った大きな経済指標の発表はありませんが、来週はいよいよ選挙明け。

与党圧倒的優位と見られる中で、政権安定化に対する期待感から一段高を試す公算は大きいと言えます。

歴代1位となる14連騰を武器に選挙を戦いたかったが為に、作られた続伸かもしれませんが、それでも週明けの日経平均の反応は必ず見ておきましょう。

15連騰という新たな歴史を作るかもしれませんので。

個別では決算発表がいよいよ本格化します。2月期企業となりましたが、23日に決算を予定している【6506】安川電機の業績を指標に、市場が素直に反応するか否かは必ずチェックして下さい。

その他、個別では27日からは東京ビックサイトにて「第45回東京モーターショー」iPhone Xの予約開始もあり、関連株が動意付くかもしれません。テーマ株がお好きな方はご参考に。

それでは、また来週お会いしましょう。本村健でした。

株マイスター:本村健
「株をやるなら必ず勝て!」投資道場を連載中! 一成証券(現三菱UFJ証券)、高木証券にて活躍した元・証券マン。「投資の達人」としても知名度が高く、現在は株マイスターで毎週土曜に『本村健の投資道場』を連載中。

株マイスターは『個人投資家第一主義』を掲げ、無料で読める銘柄情報は『本村健の投資道場』だけではなく、ご登録特典の『厳選注目3選銘柄』や毎週頭に今週の相場見通しを配信中!「売買の目安」や「推奨した根拠」なども明記しており、テーマ株をはじめとした短期間での動きが期待できる銘柄を数多く提供しています。

業界でも先駆けて設置したメールでの『無料銘柄相談』に留まらず、携帯電話からも利用できるフリーダイヤルを導入。アナリストが直接対応致しますので保有株の相談を始め、気軽にお問い合わせ下さい。
攻める投資で材料・テーマ株を一本釣り!
関連キーワード
投資道場の関連記事
  • 「亥(い)固まる」猪突猛進!2019年干支銘柄|本村健の投資道場
  • 「45日ルール」と海外投資家の気になる動向|本村健の投資道場
  • 落ちた株価はいつ拾う?|本村健の投資道場
  • 「消費増税」に絡んだ3つのキーワード|本村健の投資道場
  • 女は愛嬌、相場は度胸。|本村健の投資道場
  • 国策銘柄3つのキーワード|本村健の投資道場
おすすめの記事