なぜ、いまゲーム株なのか?|本村健の投資道場
お盆と重なって閑散相場が続いた今週。北朝鮮問題に米国の政治、スペインのテロと不安材料が多数あり、外部環境の影響を受けにくいゲーム株に個人投資家の資金が向かいました。ただ、ゲーム株の中でも買われているのは「赤字」企業です。

こんにちは。本村健です。

今週も夏の長雨で、洗濯物が乾かず困っている方も多いと思いますが、皆様はいかがでしょうか。

先日、スマホが壊れて修理に出しましたが後日に修理費がかかると言われ、思い切って買い替える事にしました。

ショップは平日にも関わらず混んでおり、しばらく待たされた後に担当者のもとに案内されました。

担当したのは30代位の男性。すんなりと手続きしてくれる事を望みましたが、なかなか期待通りにはいかず、電気料金が安くなるとかポイントが貯まるとかショップの高額のアクセサリーはどうかなどと勧められイライラは募るばかり。

高額な携帯電話を買って、何でこんなに不愉快な思いをするのかと家路に着いても怒りが収まりませんでした。

ただ、新たな発見もありました。

それは、ながながと話されると、本当に解約しなければいけない内容を見失ってしまうということ。

携帯電話を契約するとき、後日有料になるコンテンツを一緒に契約させられますが、後から解約しなければいけないものがほとんど。

話が長くなるとこの存在を忘れてしまいます。

「music.jp」というこの手のタイプのコンテンツ配信を行っている【9438】エムティーアイの利益率が高く、解約者が少ないのも妙に納得してしまいました。

皆様も、機種変更の際はお気をつけ下さい。笑


なぜ、いまゲーム株なのか?

さて、相場に話を移しますが、弱い銘柄には興味がありません。

やはり、買われている銘柄から次の銘柄を探るのが最適でしょう。

今週、買われていたところと言えば・・そうです。「ゲーム株」ですよ。

では、なぜいまゲーム株が買われているのか?

北朝鮮問題に、米国の政治、スペインのテロと不安材料は多数あり、外部環境の影響を受けにくいゲーム株に個人投資家の資金が向かうというのは当然の話。

ですが、ただ外部環境が影響しているだけではありません。今回買われているのは「赤字のゲーム株」なんですよ。

【3664】モブキャスとも【3667】enish【3911】Aimingも全部赤字。

どれも大幅に赤字を拡大した企業ばかり。決算内容を見るととてもじゃないですが、買えたもんじゃありません。

いずれも事前登録や新アプリの配信を発表し買われました。決算で売られていた分、アク抜けし動きやすくなったことで、より多くの投資家の買いを集める事に繋がったのでしょう。

8月はゲーム株が新しいサービスやゲームをこぞって発表する時期。休暇中の学生へのアプローチに加えて、9月に東京ゲームショウが予定されているので、それに向けた準備も含まれています。

赤字発表ですでに売り込まれた後のゲーム株なら、新作リリースを狙って拾ってみるのも面白いかもしれませんね。


地政学リスクの終焉か?市場のジャッジは・・!

週明けの日経平均株価は4営業日続落。北朝鮮情勢の緊張感が高まり警戒感から株安が進み、取引時間中では、約3カ月ぶりに1万9500円を割り込みました。

外国為替市場で109円台前半まで円高が進んだ事も下落要因となり、自動車や電機などの輸出関連株を中心に幅広い銘柄が下落。

新興市場の、日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数ともに3日続落となり、値上がりランキング上位を「防衛関連」が占めるという、完全にリスクオフの局面。

その翌日には北朝鮮が「米国の行動をもう少し見守る」と発言し一旦落ち着いたかのように見えましたが、週末にはスペインでテロが発生。再び、相場は下落に転じ18日には終値で19500円を割れてしまいました。

来週21日には「米韓軍事演習」が行われますが、過去の軍事演習ではミサイルを発射してきた北朝鮮。

もっとも防衛関連株には過熱感があり、個人的には目先は「売り」と考えます。

長く続いた、米国と北朝鮮のつばぜり合いですが、どっちに軍配が上がるのか週明け早々注目が集まります。

ちなみに、個人的に注目していていた【7532】ドン・キホーテの決算ですが、15日の取引終了後に2018年6月期の営業利益予想が前期比4%増の480億円になりそうだと発表されました。

営業増益は上場前から数えて29期連続ですが、決算発表前に業績に対する期待感から買い進められていた事もあり、「保守的」な今期予想で材料出尽くしの売りが優勢となりました。

立地条件の良い場所に店舗を構えており今週、観光庁が発表した訪日客が最多の268万人となり今後も、東京オリンピックまで訪日外国人の増加を考慮しても売上の増加を見込めます。

さらに、17日の新聞で報じられましたが、ドンキHD社長が銀行参入に意欲があるとのこと。

日々の売上金を定期的に回収しするのではなく、「現金自動預け払い機(ATM)を設け、ATMに売上を入れれば効率的」と語りました。

これは【8410】セブン銀行を持つ【3382】セブン&アイのやり方と同じ。時価総額の大きさは言わずもがな・・長期目線で成長を見守りたいと思います。

それでは、また来週お会いしましょう。本村健でした。

株マイスター:本村健

「株をやるなら必ず勝て!」投資道場を連載中!

一成証券(現三菱UFJ証券)、高木証券にて活躍した元・証券マン。「投資の達人」としても知名度が高く、現在は株マイスターで毎週土曜に『本村健の投資道場』を連載中。

株マイスターは『個人投資家第一主義』を掲げ、無料で読める銘柄情報は『本村健の投資道場』だけではなく、ご登録特典の『厳選注目3選銘柄』や毎週頭に今週の相場見通しを配信中!「売買の目安」や「推奨した根拠」なども明記しており、テーマ株をはじめとした短期間での動きが期待できる銘柄を数多く提供しています。

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