決算シーズン明け、わたしの着眼点|本村健の投資道場
ゴールデンウィークも残すところあと2日。週明け早々からマーケットにとって重要な要素となる3月期企業の本決算がピークを迎えますが、あえてその半歩先に目を向けたい。それが6月に開催される「株主総会」です。

こんにちは。本村健です。

ゴールデンウィークも残すところあと2日。

同じ連休でも正月と違い、明けたらすぐに頭を切り替えなければいけません。

週明け早々からマーケットにとって重要な要素となる3月期企業の本決算がピークを迎えるので、浮かれ気分でいられないのが悩みどころ。

連休最後の2日間は、企業の再見直しでもしようかと考えています。


決算シーズン明け、わたしの着眼点

さて、本決算についての見解は、どこのアナリストさんも述べていると思うので、わたしはその半歩先に目を向けていきたいと思います。

それが決算終了後、6月に開催される「株主総会」

少し話が脱線してしまいますが、証券マン時代、上司の勧めもあり某大物司会者が代表を務める会社の株主総会へ勉強目的で足を運びました。

まだ規制も甘く「総会屋」と呼ばれるガラの悪い株主が、その時代はたくさんいました。わたしがお邪魔した会社にも席の後ろにはコワモテの映画:アウトレイジに出てきそうな人達がズラリと並び、睨みをきかせていました。

総会が始まり、役員達が決算収支や今後の見通しについて発言をするたびに総会屋は、「異議なし」と大声で威圧し株主達には発言をさせないようにします。

その時代は、企業や警察も総会屋に仕事をさせないようにする為に、株主総会の日にちを集中させていましたが、それでもどこの株主総会に行っても総会屋がいるという・・なんとも不思議な光景でしたよ。

総会屋が株式市場から退場させられ、仕手筋も去り、残ったのはAIシステムトレーダー

ちょっとさみしい気もしますが、これも時代の流れと割り切り、相場と向き合っていくしかありませんね。

長くなってしまいましたが、マーケットに話を戻しますと、株主総会までに内部留保を貯めこんでいる企業を調べておくといいですよ。

国内ではここ数年、ROE(=株主還元策)重視の姿勢が高まっています。

ROEの高い企業はJPX日経400やJPX小型株指数に採用されるので、自社の価値を対外的に示すことができます。マーケットでも採用銘柄のパフォーマンスは比較的良好ですし、ベンチマークにする機関投資家もどんどん増えてくるでしょう。

なぜ株主総会までに内部留保を調べてくれと言ったかというと、内部留保を貯めこんでいるのにROEが低く、株価が上がっていない企業があったとして、その企業の株主たちがどう感じるかを想像してみると答えがわかります。

当然ながら株価を上げて欲しいわけなので、抗議しますよね。

「ROEを上げろ!」「配当を上げろ!」「自社株買いをしろ!」などなど・・。

貯めこんでいるだけで使っていない企業には、株主は不満を持ちます。

その不満が爆発しやすいのが株主総会なので、事前に防ぐために企業が取る対策こそが株主還元

前週お話したように、上方修正を狙うのであれば高進捗銘柄を中心に探せばよし。 増配や自社株買いを実施する可能性がある銘柄を探すのであれば、内部留保に目を向ければよしです。

連休最後、時間がある方は是非試してみて下さい。

それでは、また来週お会いしましょう。本村健でした。

株マイスター:本村健

「株をやるなら必ず勝て!」投資道場を連載中!

一成証券(現三菱UFJ証券)、高木証券にて活躍した元・証券マン。「投資の達人」としても知名度が高く、現在は株マイスターで毎週土曜に『本村健の投資道場』を連載中。

株マイスターは『個人投資家第一主義』を掲げ、無料で読める銘柄情報は『本村健の投資道場』だけではなく、ご登録特典の『厳選注目3選銘柄』や毎週頭に今週の相場見通しを配信中!「売買の目安」や「推奨した根拠」なども明記しており、テーマ株をはじめとした短期間での動きが期待できる銘柄を数多く提供しています。

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