暗いトンネルに入った相場。この出口が短いのか長いのかは誰にもわかりません。ただ「材料に裏付けのある材料を持つ銘柄」であれば、反発局面では真っ先に買いが進んでくるはずです。今の相場で最も気になるのは「為替」。円高の進行速度が早過ぎ、株式市場との相関関係が大きく崩れている点が気がかりです。輸出企業は本決算が発表される5月辺りで注意が必要です。
止まらない円高と「2つのアドバイス」|本村健の投資道場

皆様、こんにちは。本村健です。

連日、(韓国・平昌)冬季オリンピックの話題で盛り上っていますが、世界には強い選手が沢山いて金メダルの朗報が中々聞こえてきません!(土曜日に羽生結弦選手が金メダルを獲りました!おめでとうございます。)

それはそうと、韓国の文大統領が北朝鮮から訪朝を要請されましたが、様々な憶測が流れる中、3億円近くも支援して大丈夫なのかと思っています。

北朝鮮も呼ぶからには、何かしらのお土産を用意している事も考えられますが、過去にあったその場しのぎの交渉であれば仏の顔も三度まで

トランプ大統領に本気で火をつけないかと、最近の暴落にも影響してこないかと懸念しています。


止まらない円高と「2つのアドバイス」

さて、マーケットに関係したところで言うと、今週は久しぶりに知人から連絡がありました。

彼も元証券マンで、議題は下げ止まらない株について。

どっちに転んでも良いと持ち株の半分は早めに売却したと言っていましたが、その後はどうしたらよいかとの相談でした。

わたしの返答としては、下値を探るような下げなので、

①数段階に分けて買値に幅を持たせる
②下値にいく程、株数を増やす

の2つをアドバイスとして伝えておきました。

相場は暗いトンネルに入ったように映りますが、この出口が短いのか長いのかは誰にもわかりません。

ただ、良い銘柄・見込みのある銘柄であれば、反発局面では真っ先に買いが進んできます。

材料がないものや個別で悪材料を出したものについては、もちろん取り組みは難しいですが、裏付けのある銘柄であれば証券マンの彼に伝えたような投資法も一つですよ。

ところで、今の相場においてわたしが最も気になっているのが為替

円高の進行速度が早過ぎますし、株式市場との相関関係が大きく崩れている点が気がかりです。

円相場は昨年9月に付けた107.31円の安値を割込んでしまいました。これを下抜けると、次のサポートはブレクジットの時につけた97.42円まで目立ったものがありません。

国内の主力企業は第3四半期決算で、最高益の更新や上方修正を行いましたが、輸出企業はさすがに本決算で楽観視できないでしょう。

下方修正が続く恐れがあるので5月は注意が必要となります。

先行して物色が進むのであれば…仮に割安感が強いとしても輸出系の企業を取り組むのは避けて頂いた方が賢明と見ています。

不信感を抱く局面の裏には、なにかが潜んでいる事は少なくありません。

ディフェンシブや個別の材料株・テーマ株などで勝負し、グローバルに展開している企業は調整するなどの対策を進めて頂くと良いかと思います。

最後にですが、もう一度大きな下げがきたら相場勘といいますか、経験上といいますか、そこは良い買い場になると考えていますよ。


米ドル為替の動向に注目。進むか切り返すか!

3連休明けの日経平均は前週末の米国株が410ドル高になり、朝方は買い先行でスタート。

一時、296円高までありましたが午後に米ドル為替が108円台前半まで円高に傾くと、自動車などの輸出関連株に売りが出て伸び悩み。先物主導で売りが加速し、荒っぽい値動きとなりました。

週初の流れを引き継ぐ形で、週末まで不安定な動きが継続。ただ、米国の長期金利が高止まりしたことで、米国株は堅調に推移し、つられる形で日経平均も反発が確認されています。

先にもお伝えの通り、為替が105円台まで円高に走っているのに対して日本株が買われるという、明らかに不自然な構図が見られています。

違和感の正体がわかるまでは、相場の方向を決定づけない方が賢明です。

来週も荒っぽい値動きが予想されます。順張りでは無く「逆張り」相場と考え、「突っ込み買い」が重要と考えます。

相場格言で「二度に買うべし二度に売るべし」とありますが、慎重にしっかりと相場をみていきましょう。

それでは、また来週お会いしましょう。本村健でした。

株マイスター:本村健

「株をやるなら必ず勝て!」投資道場を連載中!

一成証券(現三菱UFJ証券)、高木証券にて活躍した元・証券マン。「投資の達人」としても知名度が高く、現在は株マイスターで毎週土曜に『本村健の投資道場』を連載中。

株マイスターは『個人投資家第一主義』を掲げ、無料で読める銘柄情報は『本村健の投資道場』だけではなく、ご登録特典の『厳選注目3選銘柄』や毎週頭に今週の相場見通しを配信中!「売買の目安」や「推奨した根拠」なども明記しており、テーマ株をはじめとした短期間での動きが期待できる銘柄を数多く提供しています。

業界でも先駆けて設置したメールでの『無料銘柄相談』に留まらず、携帯電話からも利用できるフリーダイヤルを導入。アナリストが直接対応致しますので保有株の相談を始め、気軽にお問い合わせ下さい。

攻める投資で材料・テーマ株を一本釣り!

関連キーワード
投資道場の関連記事
  • ちっぽけな下落リスクに目を取られるとリターンを失います
  • ミドリムシとユーチューバー(YouTuber)!
  • G20閉幕。週明け荒れるであろう急な相場変動に備えと警戒を!
  • 株を行う上で必要なツールの関連銘柄に注目します!
  • 百合子ありがとう!オートバックスをご馳走様!
  • 「5G基地局」の関連銘柄に再フォーカス!
おすすめの記事
中国関連が戻りだし目先に期待感
情報通の早耳コラム
日経平均は、22,000円から24,000円突破を目指す 日経平均株価は順調な推移を見せ、徐々に水準を切り上げている。 3月1日に置かれてい...
円・ドル相場に注目
わしの罫線
決算発表を受けて急騰するもの、急落するものが入り混じっておりますが、正直申しまして、決算が良かろうが悪かろうが、単なるきっかけに過ぎないと私...