今回の下落、通過後に買われる銘柄|本村健の投資道場
今週はご存知通り大暴落。下げ相場でマイナスが膨らむと精神的に追い詰められますが、そこでさらに決断を迫ってくるのが「損切り」。ですが、証券マン時代の経験から利益を上げているお客様は皆、損切りの見極めが早い方でした。この地合いが落ち着いてくれば、改めて業績内容が見直されるはず。「建国記念日」までの3連休は、銘柄研究を進めるのに適した時間となることでしょう。

こんにちは。本村健です。

(韓国・平昌)冬季オリンピックが開幕されましたが、連日の報道をみていると主催国がどこかと北朝鮮がすっかりお株を奪ってしまいました。

オリンピック開催中は地政学リスクが後退するとの見方が強く、「南北の平和」へ向けたオリンピックを期待しますが、個人的には閉幕後に再燃する可能性があると睨んでいます。

どこかのタイミングで逆張り買いのチャンスを狙っています。

さて、マーケットに話を移しますと、今週はご存知通り大暴落。昨年は上げ続けていただけに、今回の急落に面食らった投資家も多かったと思います。

米国株が好調で連日上昇していましたので、頭のどこかではいつかこんな日も来るかと想定していましたが、明確な材料がない中の下落なので違和感を感じられた方も多いでしょう。

不自然に感じる時は、相応の理由があるものです。今回も長期金利上昇を発端としていますが、裏にはファンドの売りが絡んでいるのでしょう・・過度に悲観しない事が大切です。


利益を上げている人は皆、損切りの見極めが早い。

さて、下げ相場でマイナスが膨らむと精神的に追い詰められてきますが、そこでさらに決断を迫ってくるのが「損切り」

非常に心苦しい判断ですが、5%~10%程度の損失であれば、またどこかの場面で取り返すことができ、仕切り直せます。

これが、50%以上の下げや半値以下まで保有してしまったら、今までコツコツと積み重ねた利益を吐き出してしまい株をやるのが嫌になり取り返すのは困難です。

証券マン時代の話しですが、利益を上げているお客様は皆、損切りの見極めが早い方でした。

(その代わりに、利益が乗った時は動かずにじっとしていてしばらく電話は、かかってきませんが。笑)

逆に、損をするお客様のタイプは、損切った方が良いとアドバイスしても「もったいない」とか「今日1日は様子をみて戻った所で売ろう」とか決断力の無い方がほとんど。

すでにタイミングを逃している訳ですからもう一段の下げがあっても売れず・・その結果、強制決済となるケースも度々見てきました。

相場は皮肉な物で、そんな状況をみてるが如く魔物が深く追い込みます。あてが外れた時は、大人しく引きさがる事をくれぐれもお忘れなく。


今回の下落相場、通過後に買われる銘柄は?

ネガティブな話ばかりでは気が滅入るかと思いますので、ここで気分転換。

突然ですが、みなさんへ質問です。

「今回の下落相場、通過した後はどんな銘柄が買われると思いますか?」

答えは単純。好業績銘柄でしょう。

今回の急落で、好決算の銘柄であっても個人は当然、機関投資家ですら買い控えている事でしょう。となれば、地合いが落ち着いてくれば改めて業績内容が見直されるのは自然な流れです。

中でも、3月は期末に配当・優待が最も得られる特異月。

今回の第3四半期決算で、増配を出している高利回り銘柄が下げていたら、それは絶好の狙い目と言えます。

また、3Q~本決算にかけては季節要因などがなければ、高進捗の銘柄が業績の上方修正を発表します。

利回りか進捗率でスクリーニングをかければ、それだけでお宝銘柄が見つかるわけです。

そこにテーマや材料が絡んでいれば、それだけで買いを集める要素となるでしょうね。

マイナス面だけを見ても相場は始まりません。

日経平均もダウも高値を更新しており、強い相場だという事はすでに示されています。

いまは下げているかもしれませんが、あくまで需給面での懸念材料のみであり、それ以上の悪材料が出ているわけではありません。

3連休は、銘柄研究を進めるのに適した時間となります。ここで、銘柄を探しておくか否かで、今後の利益の出し方が大きく変わりますよ。


相場の余震に警戒。今月が山場か!

今週の急落については、色々なところで多数取り上げられていたので、来週以降の見通しについてさらりとお伝えします。

来週は、月曜日が「建国記念の日」の振替休日で日本は立会い日数は4日間となりますが、過熱気味の相場も冷やされ投資家も一度立ち止まり落ち着きを取り戻す良い休日だと思います。

しかし、まだ相場の余震も考えられます。追証に伴った強制決済の売りは週前半の相場の重しとなるので、注意が必要です。

また、相場の玄人筋が出てきていますので、「順張り」では無く「逆張り」相場と考え、相場手法としては「吹き上げ売りの突っ込み買い」と考えます。

来週~再来週が押し目買いの好機と考え、上昇トレンドには変わりはないとわたしは見ています。

それでは、また来週お会いしましょう。本村健でした。

株マイスター:本村健

「株をやるなら必ず勝て!」投資道場を連載中!

一成証券(現三菱UFJ証券)、高木証券にて活躍した元・証券マン。「投資の達人」としても知名度が高く、現在は株マイスターで毎週土曜に『本村健の投資道場』を連載中。

株マイスターは『個人投資家第一主義』を掲げ、無料で読める銘柄情報は『本村健の投資道場』だけではなく、ご登録特典の『厳選注目3選銘柄』や毎週頭に今週の相場見通しを配信中!「売買の目安」や「推奨した根拠」なども明記しており、テーマ株をはじめとした短期間での動きが期待できる銘柄を数多く提供しています。

業界でも先駆けて設置したメールでの『無料銘柄相談』に留まらず、携帯電話からも利用できるフリーダイヤルを導入。アナリストが直接対応致しますので保有株の相談を始め、気軽にお問い合わせ下さい。

攻める投資で材料・テーマ株を一本釣り!

関連キーワード
投資道場の関連記事
  • フリーフォール相場には「逆張り」で勝負
  • 出遅れている「国策」キーワードに注目
  • 今後どうなる日産自動車?
  • ソフトバンクの新規上場は買うべきか?
  • 「亥(い)固まる」猪突猛進!2019年干支銘柄|本村健の投資道場
  • 「45日ルール」と海外投資家の気になる動向|本村健の投資道場
おすすめの記事