本日の株式市場の株価指数・商品指数の動向予測-2018年12月7日-
株式市場の重要な指標である、日経平均株価やNYダウなどの指数情報と相場動向をまとめました。12月7日(金曜日)も日経平均株価やNYダウをテクニカル分析を使って分析していきます。

6日(木曜日)の日経平均株価は、前日比417.71円(1.91%)安の21,501.62円と3日続落して取引を終了しています。中国の大手通信機器メーカー·ファーウェイのCFOがカナダ当局に拘束されたとの報道をきっかけに、米中貿易摩擦への懸念が再燃。米国が本格的に中国の通信機器を締め出す可能性から、電子部品関連株や中国関連株などの幅広い銘柄に売りが出た格好です。

NYダウも、前営業日比で79.40ドル(0.3%)安い24,947.67ドルと続落。取引時間中は800ドル近く下げる場面も見られましたが、FRBによる利上げ休止観測などが報じられ、大引けにかけて急速に下げ幅を縮めています

日経平均先物12月物は、前日比320円安の21,580円で取引を終了しています。

ファーウェイのCFO逮捕に関して、現時点で確認できる情報をまとめておきましょう。

まずは、ファーウェイのCFOである孟晩舟氏をカナダ当局が逮捕したのは、12月1日。これは、アルゼンチンで習近平国家主席とトランプ大統領が首脳会談を行っていた当日です。ロイター通信によると、米当局は2016年頃からファーウェイとイランとの違法取引に関して捜査を開始。ウォールストリートジャーナルによると、HSBCがファーウェイが関与したとされる違法性の高い取引を発見。米捜査当局に報告したとされています。

当初の報道では、容疑はイランへの違法輸出とされていましたが、実際には違法な金融取引の疑いで捜査しているとのこと。対イラン制裁を逃れるため、世界的な銀行システムを利用した疑惑を捜査しているとのことで、今回のCFO(最高財務責任者)の逮捕に踏み切った模様です。

時間軸は不明ですが、逮捕はおそらく米中首脳による夕食会よりも、時間的には前だろうとは思います。ボルトン米大統領補佐官は、孟晩舟氏の逮捕を事前に知っていたと語りましたが、トランプ大統領は首脳会談前には認識していかなったということです。大統領補佐官が逮捕(もしくは逮捕の計画)を知っていたのに、大統領には伝わっていなかったというのは、非常に心苦しい言い訳に聞こえます。おそらくトランプ大統領が米中首脳会談前に逮捕(もしくは逮捕の計画)を知っていたのでしょうが、だとすれば、中国の習近平国家主席としては盛大に“面子”を潰された格好となります。

米国は19年8月13日以降、政府機関·米軍·政府所有の企業がファーウェイを含む中国5社の通信機器製品を使用する事を禁止しています、加えて、20年8月13日以降は、米赤布期間が5社の製品を使用する企業との取引を禁止する法案を成立させています。今回の逮捕劇が、中国製造2025を潰す切り札として、米国がファーウェイへの切り込んでいく狼煙と考えれば、米中の貿易摩擦問題は、貿易摩擦以上に発展してくる可能性があります。

米国はカナダに対して身柄の引き渡しを要求しているとのことですが、トランプ大統領は本稿執筆段階でこの問題に何も触れていません。米国としては、90日間の貿易交渉期限中に“あえて関係をこじらせる”事で、中国との今後の覇権争いに優位に立とうとする深慮遠謀であると仮定すれば、腑に落ちます。

日経平均株価(2018年12月6日)

日経平均株価の日足チャート
チャート 出典:TradingView
  • 日経平均:21,501.62円 -417.71 (-1.91%)
  • TOPIX:1,649.20 -39.85 (-2.40%)
  • CME日経先物(円建て):21,510.00 -390.00 (-1.78%)

本日の日経平均株価は、本日も21,320円から21,900円のレンジを想定しています。

昨日の東京株式市場でも日経平均株価は大きな下落に見舞われましたが、終値では、トレンドチャネル(図中:オレンジの並行チャネル)内に収まって取引を終了しています。基本的には、このトレンドチャネル内での持ち合い状態を形成していくのではないかと見ていますが、外部要因次第では大きく下方向にレンジブレイクしてくることも想定されます。

欧州では伊の予算問題、英国ブレクジット問題が燻っています。加えて、米露間の軍事面でもきな臭い動きが見られ始めています。加えて、北朝鮮でも極秘にミサイル基地を拡張か?という報道があり、米中貿易摩擦以外にも市場に影響を及ぼす要因はいくつも見られます。

本日は週末要因ということもあり、今週、新規に売建っていたポジションの買い戻しなども見られると思いますが、来週はメジャーSQを控えるため、新規の買い建ての場合には短期目線の打診買い程度にとどめておくことが無難なのではないかと考えています。

フィボナッチ(長期) ※アベノミクス直前安値から2018年1月の高値

  • 安値:8,135.8円(2011年11月25日)
  • 高値:24,129.3円(2018年1月23日)
  • 23.6%:20,355.4円
  • 38.2%:18,020.7円
  • 50%:16,133.8円
  • 61.8%:14,246.8円
  • 76.4%:11,560.3円

フィボナッチ(短期) ※2018年10月上旬からの下落

  • 高値:24,448.1円(2018年10月2日)
  • 安値:20,971.9円(2018年10月26日)
  • 23.6%:21,792.3円
  • 38.2%:22,299.8円
  • 50%:22,710円
  • 61.8%:23,120.2円
  • 76.4%:23,704.2円

フィボナッチ(超長期) ※バブル最高値から、バブル後の最安値

  • 高値:39,260円(1990年1月5日)
  • 安値:6,994.9円(2008年10月28日)
  • 23.6%:14,609.5円
  • 38.2%:19,320.2円
  • 50%:23,127.4円
  • 61.8%:26,934.7円
  • 76.4%:323,553.3円

日経平均株価_節目

  • 323,553.3円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の76.40%戻し水準)
  • 26,934.7円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の61.80%戻し水準)
  • 24,580円(節目)
  • 24,500円(節目)
  • 24,400円(節目)
  • 24,350円(節目)
  • 24,245円(節目)
  • 24,129.3円(節目)
  • 24,000円(節目)
  • 23,900円(節目)
  • 23,800円(節目)
  • 23,704.2円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の76.40%戻し水準)
  • 23,700円(節目)
  • 23,600円(節目)
  • 23,500円(節目)
  • 23,385円(節目)
  • 23,280円(節目)
  • 23,200円(節目)
  • 23,127.4円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の50%戻し水準)
  • 23,120.2円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の61.80%戻し水準)
  • 23,050.4円(節目)
  • 22,900円(節目)
  • 22,800円(節目)
  • 22,750円(節目)
  • 22,710円(一目均衡表の先行スパン2)
  • 22,710円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の50%戻し水準)
  • 22,650円(節目)
  • 22,560円(節目)
  • 22,552.1513円(75日移動平均線)
  • 22,500円(節目)
  • 22,450円(節目)
  • 22,400円(節目)
  • 22,350円(節目)
  • 22,316.2653円(一目均衡表の先行スパン1)
  • 22,312.28円(200日移動平均線)
  • 22,300円(節目)
  • 22,299.8円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の38.20%戻し水準)
  • 22,200円(節目)
  • 22,100円(節目)
  • 22,003.255円(一目均衡表の転換線)
  • 22,000円(節目)
  • 21,974.2828円(25日移動平均線)
  • 21,971.0855円(一目均衡表の基準線)
  • 21,900円(本日の予想上限)
  • 21,850円(節目)
  • 21,792.3円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の23.60%戻し水準)
  • 21,730円(節目)
  • 21,600円(節目)
  • 21,530円(節目)
  • 21,501.6円(12月5日終値)
  • 21,500円(節目)
  • 21,400円(節目)
  • 21,320円(本日の予想下限)
  • 21,250円(節目)
  • 21,200円(節目)
  • 21,115円(節目)
  • 21,030円(節目)
  • 21,000円(節目)
  • 20,955円(節目)
  • 20,900円(節目)
  • 20,800円(節目)
  • 20,355.4円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の23.60%戻し水準)
  • 19,320.2円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の38.20%戻し水準)
  • 18,020.7円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の38.20%戻し水準)
  • 16,133.8円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の50%戻し水準)
  • 14,609.5円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の23.60%戻し水準)
  • 14,246.8円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の61.80%戻し水準)
  • 11,560.3円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の76.40%戻し水準)

NYダウ(2018年12月6日)

NYダウの日足チャート
チャート 出典:TradingView
  • NYダウ:24,810.00ドル -236.00 (-0.94%)
  • S&P:2,681.00ドル -20.75 (-0.77%)
  • ナスダック:7,301.00ドル -129.75 (-1.75%)

フィボナッチ(長期) ※リーマンショック後安値から2018年1月高値

  • 安値:6,469.95ドル(2009年3月6日)
  • 高値:26,616.71ドル(2018年1月26日)
  • 23.6%:21,862.07ドル
  • 38.2%:18,920.65ドル
  • 50%:16,543.33ドル
  • 61.8%:14,166.01ドル
  • 76.4%:10,781.36ドル

NYダウ_節目

  • 27,000ドル(節目)
  • 26,900ドル(節目)
  • 26,800ドル(節目)
  • 26,750ドル(節目)
  • 26,700ドル(節目)
  • 26,600ドル(節目)
  • 26,500ドル(節目)
  • 26,400ドル(節目)
  • 26,300ドル(節目)
  • 26,215ドル(節目)
  • 26,167.94ドル(節目)
  • 26,050ドル(節目)
  • 26,000ドル(節目)
  • 25,900ドル(節目)
  • 25,800ドル(節目)
  • 25,700ドル(節目)
  • 25,691.4945ドル(75日移動平均線)
  • 25,575ドル(節目)
  • 25,537.02ドル(一目均衡表の先行スパン2)
  • 25,450ドル(節目)
  • 25,400ドル(節目)
  • 25,315ドル(本日の予想上限)
  • 25,260.02ドル(一目均衡表の基準線)
  • 25,253.9644ドル(25日移動平均線)
  • 25,251.59ドル(一目均衡表の先行スパン1)
  • 25,185ドル(節目)
  • 25,111.215ドル(一目均衡表の転換線)
  • 25,109.6225ドル(200日移動平均線)
  • 25,050ドル(節目)
  • 24,950ドル(節目)
  • 24,947.67ドル(12月5日終値)
  • 24,860ドル(節目)
  • 24,700ドル(本日の予想下限)
  • 24,640ドル(節目)
  • 24,500ドル(節目)
  • 24,400ドル(節目)
  • 24,250ドル(節目)
  • 24,120ドル(節目)
  • 24,050ドル(節目)
  • 23,900ドル(節目)
  • 23,730ドル(節目)
  • 23,530ドル(節目)
  • 23,344.52ドル(節目)
  • 21,862.07ドル(2018年1月26日の高値(26,616.71ドル)→2009年3月6日の安値(6,469.95ドル)の23.60%戻し水準)
  • 18,920.65ドル(2018年1月26日の高値(26,616.71ドル)→2009年3月6日の安値(6,469.95ドル)の38.20%戻し水準)
  • 16,543.33ドル(2018年1月26日の高値(26,616.71ドル)→2009年3月6日の安値(6,469.95ドル)の50%戻し水準)
  • 14,166.01ドル(2018年1月26日の高値(26,616.71ドル)→2009年3月6日の安値(6,469.95ドル)の61.80%戻し水準)
  • 10,781.36ドル(2018年1月26日の高値(26,616.71ドル)→2009年3月6日の安値(6,469.95ドル)の76.40%戻し水準)

その他指数、指標

バルチック海運指数:1,296.00 ↑ +59.00 (+4.77%)  ※12月6日終値

SOX指数:1,197.49 ↓ -11.86 (-0.98%)  ※12月6日終値

VIX指数:22.15 ↑ +1.41 (+6.80%)  ※12月6日終値

各国政策金利(短期金利)

  • 米国:2.25%(2018年9月) →
  • 日本:0.10%(2018年1月) →
  • 欧州:0.00%(2018年1月) →
  • 英国:0.75%(2018年9月) →
  • カナダ:1.75%(2018年10月) →
  • スイス:-1.25%(2018年1月) →
  • 豪州:1.50%(2018年1月) ↑
  • NZ:1.75%(2018年1月) →
  • 中国:4.35%(2018年1月) →
  • 香港:2.50%(2018年9月) →
  • ノルウェー:0.75%(2018年9月) →
  • スウェーデン:-0.50%(2018年1月) →
  • トルコ:24.00%(2018年9月) →
  • メキシコ:8.00%(2018年11月) ↑
  • 南ア:6.75%(2018年11月) ↑

10年物国債(長期金利)

※日本時間7日 6:05現在

  • 日本:0.05%(12月) ↓
  • オーストラリア:2.45%(12月) ↓
  • ニュージーランド:2.42%(12月) ↓
  • アメリカ:2.88%(12月) ↓
  • ドイツ:0.23%(12月) ↓
  • イギリス:1.24%(12月) ↓
  • フランス:0.66%(12月) ↓
  • イタリア:3.20%(12月) ↑
  • スペイン:1.46%(12月) ↑
  • ポルトガル:1.80%(12月) ↑
  • ギリシャ:4.21%(12月) ↑
個人投資家:薬味多めで

兜町の残党(元市場関係)の個人投資家。

投資歴は2006年のライブドアショック後から、テクニカルを中心に、長期投資と短期投資を切り分けて運用。長期は投資信託をベースに積立中心。短期は個別株やETF、為替を中心に裁量取引。

フィスコソーシャルレポーターとして国内20以上のメディアに寄稿しています。

Twitterアカウント@yakumioomede
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