本日の株式市場の株価指数・商品指数の動向予測-2018年12月5日-
株式市場の重要な指標である、日経平均株価やNYダウなどの指数情報と相場動向をまとめました。12月5日(水曜日)も日経平均株価やNYダウをテクニカル分析を使って分析していきます。

4日(火曜日)の日経平均株価は、前日比538.71円(2.39%)安の22,036.05円と大幅に反落して取引を終了しています。利益確定売りと共に、欧米勢からの売り圧力が強まった格好です。

NYダウも、前日比799.36ドル(3.1%)安の25,027.07ドルと急落しています。取引時間中には一時下げ幅が800ドルを超えるなど、ボラリティーが非常に大きくなってきています。

日経平均先物12月物は、前日比1,025円安の21,610円となっています。

昨日の東京株式市場、NY株式市場の下落の要因は3つあると考えています。

1つ目は、米中間の首脳会談での合意に関して、トランプ大統領がTwitterで発言していた内容に、一部誇張などがあり、実際には確定していないものをさも確定したように発言してしまった可能性が懸念されているという点です。

例えば、トランプ大統領は2日に中国による自動車関税引き下げ・撤廃の同意があったとTweetしましたが、クドロー米国家経済会議委員長は、「現時点で私はこれを『公約』と呼ぼう。公約は必ずしも貿易合意ではないが、中国側が検討し、恐らく実行するものだ」と、歯切れの悪い発言を行っています。同じく、ムニューシン財務長官も、はっきりと中国は自動車関税を引き下げると言ったとは発言しませんでした。

加えて、中国側と米国側の発表に若干の差異が見られる点も気になります。例えば、中国は米国が中国人留学生の受け入れを歓迎し、双方が市場アクセスを高めることで同意したと表明しています。しかしながら、米国側はこうした中国の発表に対して、なんらコメントを出していないのが現状です。こうした状態を考慮すると、具体的な合意は一切なく、あくまでも90日間の関税引き上げ猶予の休戦でしかなく、なんら状況は好転していないという事がはっきりしてきました

2つ目は、米国債の長短金利の逆イールド現象が起きた事で、景気減速懸念が広がってきている上状況です。

3つ目は、こうした不透明な状況の中で、5日の米国株式市場休場前にポジションを軽くしておこうとする売りが出たのが原因ではないかと考えています。

日経平均株価(2018年12月4日)

日経平均株価の日足チャート
チャート 出典:TradingView
  • 日経平均:22,036.05円 -538.71 (-2.39%)
  • TOPIX:1,649.20 -39.85 (-2.40%)
  • CME日経先物(円建て):21,670.00 -965.00 (-4.26%)

本日の日経平均株価は、本日も21,500円から22,000円のレンジを想定しています。

昨日大きく下落した日経平均株価ですが、日経平均先物は21,610円まで下落しています。本日の寄り付きは、この水準にサヤ寄せする形でスタートしていくものと見られます。

さて、米中間のアルゼンチンでの夕食会の真相がはっきりしてこなければなんとも言えませんが、ポイントは11月21日の安値である21,243.4円、または、10月30日の安値である21,035.9円の手前で下げ止まるのかどうかに注目が集まってきます。

現時点では、平行チャネル(図中:オレンジの塗りつぶし範囲)内に収まっていますので、仮にこの下限を下抜けてしまうと、再び下げトレンド開始という流れになりそうです。

フィボナッチ(長期) ※アベノミクス直前安値から2018年1月の高値

  • 安値:8,135.8円(2011年11月25日)
  • 高値:24,129.3円(2018年1月23日)
  • 23.6%:20,355.4円
  • 38.2%:18,020.7円
  • 50%:16,133.8円
  • 61.8%:14,246.8円
  • 76.4%:11,560.3円

フィボナッチ(短期) ※2018年10月上旬からの下落

  • 高値:24,448.1円(2018年10月2日)
  • 安値:20,971.9円(2018年10月26日)
  • 23.6%:21,792.3円
  • 38.2%:22,299.8円
  • 50%:22,710円
  • 61.8%:23,120.2円
  • 76.4%:23,704.2円

フィボナッチ(超長期) ※バブル最高値から、バブル後の最安値

  • 高値:39,260円(1990年1月5日)
  • 安値:6,994.9円(2008年10月28日)
  • 23.6%:14,609.5円
  • 38.2%:19,320.2円
  • 50%:23,127.4円
  • 61.8%:26,934.7円
  • 76.4%:323,553.3円

日経平均株価_節目

  • 219,725,548円(25日移動平均線)
  • 323,553.3円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の76.40%戻し水準)
  • 26,934.7円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の61.80%戻し水準)
  • 24,580円(節目)
  • 24,500円(節目)
  • 24,400円(節目)
  • 24,350円(節目)
  • 24,245円(節目)
  • 24,129.3円(節目)
  • 24,000円(節目)
  • 23,900円(節目)
  • 23,800円(節目)
  • 23,704.2円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の76.40%戻し水準)
  • 23,700円(節目)
  • 23,600円(節目)
  • 23,500円(節目)
  • 23,385円(節目)
  • 23,280円(節目)
  • 23,200円(節目)
  • 23,127.4円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の50%戻し水準)
  • 23,120.2円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の61.80%戻し水準)
  • 23,050.4円(節目)
  • 22,900円(節目)
  • 22,800円(節目)
  • 22,750円(節目)
  • 22,710円(一目均衡表の先行スパン2)
  • 22,710円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の50%戻し水準)
  • 22,650円(節目)
  • 22,566.0376円(75日移動平均線)
  • 22,560円(節目)
  • 22,500円(節目)
  • 22,450円(節目)
  • 22,400円(節目)
  • 22,350円(節目)
  • 22,337.835円(一目均衡表の先行スパン1)
  • 22,311.1014円(200日移動平均線)
  • 22,300円(節目)
  • 22,299.8円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の38.20%戻し水準)
  • 22,200円(節目)
  • 22,100円(節目)
  • 22,036.1円(12月4日終値)
  • 22,000円(本日の予想上限)
  • 21,971.0855円(一目均衡表の転換線)
  • 21,900円(節目)
  • 21,867.3355円(一目均衡表の基準線)
  • 21,850円(節目)
  • 21,792.3円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の23.60%戻し水準)
  • 21,730円(節目)
  • 21,600円(節目)
  • 21,530円(節目)
  • 21,500円(本日の予想下限)
  • 21,400円(節目)
  • 21,320円(節目)
  • 21,250円(節目)
  • 21,200円(節目)
  • 21,115円(節目)
  • 21,030円(節目)
  • 21,000円(節目)
  • 20,955円(節目)
  • 20,900円(節目)
  • 20,800円(節目)
  • 20,355.4円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の23.60%戻し水準)
  • 19,320.2円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の38.20%戻し水準)
  • 18,020.7円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の38.20%戻し水準)
  • 16,133.8円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の50%戻し水準)
  • 14,609.5円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の23.60%戻し水準)
  • 14,246.8円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の61.80%戻し水準)
  • 11,560.3円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の76.40%戻し水準)

NYダウ(2018年12月4日)

本日は、故·ブッシュ元大統領(父)追悼の為、休場となります

その他指数、指標

バルチック海運指数:1,203.00 ↓ -28.00 (-2.27%)  ※12月4日終値

SOX指数:1,209.35 ↓ -63.39 (-4.98%)  ※12月4日終値

VIX指数:20.88 ↑ +4.44 (+27.01%)  ※12月4日終値

各国政策金利(短期金利)

  • 米国:2.25%(2018年9月) →
  • 日本:0.10%(2018年1月) →
  • 欧州:0.00%(2018年1月) →
  • 英国:0.75%(2018年9月) →
  • カナダ:1.75%(2018年10月) →
  • スイス:-1.25%(2018年1月) →
  • 豪州:1.50%(2018年1月) ↑
  • NZ:1.75%(2018年1月) →
  • 中国:4.35%(2018年1月) →
  • 香港:2.50%(2018年9月) →
  • ノルウェー:0.75%(2018年9月) →
  • スウェーデン:-0.50%(2018年1月) →
  • トルコ:24.00%(2018年9月) →
  • メキシコ:8.00%(2018年11月) ↑
  • 南ア:6.75%(2018年11月) ↑

10年物国債(長期金利)

※日本時間5日 6:05現在

  • 日本:0.06%(12月) ↓
  • オーストラリア:2.53%(12月) ↓
  • ニュージーランド:2.49%(12月) ↓
  • アメリカ:2.91%(12月) ↓
  • ドイツ:0.26%(12月) ↓
  • イギリス:1.28%(12月) ↓
  • フランス:0.66%(12月) ↓
  • イタリア:3.15%(12月) ↑
  • スペイン:1.48%(12月) ↓
  • ポルトガル:1.80%(12月) →
  • ギリシャ:4.20%(12月) ↑
個人投資家:薬味多めで

兜町の残党(元市場関係)の個人投資家。

投資歴は2006年のライブドアショック後から、テクニカルを中心に、長期投資と短期投資を切り分けて運用。長期は投資信託をベースに積立中心。短期は個別株やETF、為替を中心に裁量取引。

フィスコソーシャルレポーターとして国内20以上のメディアに寄稿しています。

Twitterアカウント@yakumioomede
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