今日のマーケットはどう動くのか?株式投資とFX投資に関する戦略を個人投資家でフィスコソーシャルレポーターでもある“薬味多めで”が解説。2019年2月12日(火曜日)のトレードの参考にお役立てください。
本日は豪住宅関連指標の発表。ポンド米ドルと豪ドル米ドルのショートポジションの保有は継続。

連休明けの東京市場ですが、本日の日経平均株価は、20,200円から20,600円のレンジを想定しています。昨日のNYダウは下落。日経平均先物は8日終値に桑ベルト若干のプラスとなっていますが、積極的に買いに行く状態ではありません。

為替市場では、昨日壁となっていた110円を突破してきています。これが日経平均先物の支援材料となっている格好。しかしながら、ここからもう一段高となっていくシナリオは描きにくく、ドル円は一旦押し目を作っていく可能性が考えられます。

新規でターゲットが出てきたのが、ポンド米ドル豪ドル米ドルペア。ともに、ショート目線のターゲットが出現しています。昨日の日本時間に、ドル円のショートポジションを一旦全解消。NZドル米ドルのショートを狙いにいこうと思ったのですが、昨日の英国の経済指標の発表と、本日の豪住宅関連の指標の発表を控えていたこともあり、ポンド米ドルと豪ドル米ドルのショートポジションを構築。

英国の経済指標が軒並み事前コンセンサスよりも悪い数字となったことでポンド米ドルが下落。豪ドル米ドルも下落を見せ、含み益となっています。

今後の戦略ですが、ポンド米ドル1.2800付近で利食い予定と考えていますが、ブレクジット問題の進展次第では、更に引っ張ろうかと考えています。

一方の豪ドル米ドルの利食い目標は、0.6980。基本的には、今週金曜日に発表を控えている中国の消費者物価指数の発表まで引っ張りたいと思っていますが、本日の豪住宅関連指標の結果次第では、一旦利食って、戻ったところを再び売っていくなど、柔軟に対応していきたいと思います。

強弱材料

ポジティブ材料

英国ブレクジット:EUのバルニエ首席交渉官が、バックストップ(安全策)を含む離脱協定案の再交渉を行なう意向はないが、ブレグジット後の移行期間にバックストップの代替措置を模索する可能性はあると発言。

加えて、一部報道では、英国議会内では、合意なきブレクジットをなんとか回避しようとする機運も高まっているとの事。【2月12日 更新】

ネガティブ材料

米中覇権争い:米司法省は、個人に加え法人としてのファーウェイに対して、イランとの違法取引と企業秘密の窃盗などの複数の罪で同社や関連企業などを起訴。

トランプ大統領は、「極めて大きな合意か、延期のどちらかを望む」と発言。米国の金融サービス業、製造業、農業などの産業に対し市場を開放しない限り、合意はあり得ないとの立場を示した。今回の協議に関して、現在の所具体的な進展の報道は無し。

来週、場所を北京に移して、協議を行う予定だが、トランプ大統領は交渉期限の3月1日まで習近平国家主席と会談するつもりはないことが判明。交渉の進展への楽観論が後退している。【2月8日 更新】

米国内政:米政府機関の閉鎖問題は先送り。3週間以内(2月15日)に、抜本的な合意を取り付けられるかどうかは、依然として不透明。トランプ大統領は、「私が壁を建設しないと本当に思っている人間なんて、誰かいるのか」とTwitterに投稿。その後、壁ではなくフェンスでも受け入れる可能性を示唆。しかしながら、ペロシ下院議長は、「法案に壁建設費は一切盛り込まれない」と壁建設に関して否定する強硬な態度を崩さず。

進まない意見の調整に、トランプ大統領は国境警備予算を巡る協議について時間の無駄だと繰り返し指摘。

この問題を話し合っている超党派委員会は、8日、または今週末にもの合意は可能としていたが、10日段階で与野党協議は中断。国境管理問題で意見の対立の溝が埋まらない状態。【2月12日 更新】

英国ブレクジット問題:議会は、離脱期限の延長と合意なきブレクジットを否決アイルランド国境問題を中心にEU側に再交渉する決議を可決。状況は振り出しに戻るも、遺された期間は残りわずか。

これに対して、ユンケル委員長と欧州委員会のバルニエ首席交渉官は、アイルランドとの国境問題に関するバックストップについて、代替案を模索する時間はなく、EUがこれまでに英国と合意した離脱協定案の再交渉はないとの考えを表明。

アイルランドのバラッカー首相も、バックストップ代替措置置き代替案に関して拒否の態度を明確にしています。

こうした状況に、企業では合意なきブレクジット後を見据えた動きを加速しており、英経済にとって非常にマイナスとなる可能性が大きくなってきている状況。

英国はEUのトラック運転手が許可証なしで入国できるようにする意向を表明。EUに対しても、同様の措置を期待する考えも示しているが、EUは合意なき離脱の場合に英側のトラック運転手が9ヶ月月間、EU諸国を通過する権利を認めている。

EUのトゥスク大統領は、アイルランドのバラッカー首相とブリュッセルで開いた共同記者会見で、「英国のEU離脱を安全に実現させる計画を描くこともせずに離脱支持を言いはやした人たちは、地獄に落ちても当然なのではないかと思う」と強い口調でイギリスを批判。イライラが募っていると見える。メイ首相とユンケル委員長が会談するも、目新しい材料は無し。

11日に発表された英国のGDP、鉱工業生産、製造業生産高などの経済指標では、事前のアナリスト予測よりも弱い数字が発表されたことで、英国経済の下押しが鮮明に。【2月12日 更新】

中東問題:米軍のシリア撤退に伴う中東パワーバランスの変化。しかしながら、対イランを見据え、トランプ大統領は米軍がイラクから撤退することはないと断言。【2月3日 更新】

米国経済:NAHB住宅市場指数がドル安を示唆し始めた。米NAHB住宅市場指数はドルとの連動性が見られる。また、12月の米中古住宅販売成約指数はエコノミスト予想の中央値は0.5%上昇に対して前月比2.2%と予想外に低下。3ヶ月連続のマイナス。

FOMCでは、緩やかな利上げの文言を削除し、バランスシートの縮小、金融引き締め政策についても修正する用意があると発表。緩和縮小観測の後退。【1月31日 更新】

米ロ関係:米国のミサイル防衛見直し(MDR)に伴う米露対立。今週末に設定しているロシア側の遵守期限をすぎれば、米国は中距離核戦力全廃条約の履行義務停止。【1月30日 更新】

EU経済:ドイツ政府が2019年の成長率見通しを1%と、従来の1.8%から大きく引き下げ。ユーロ圏景況感指数は106.2と、前月の107.4(改定値)から低下。12月独鉱工業生産指数は前月比-0.4%と、景気後退のリスクが高まっている。

イタリアは2018年10ー12月(第4四半期)の国内総生産(GDP)速報値は、前期比0.2%減。前期に続いてマイナス成長となり、リセッション(景気後退)入り。

欧州委は、今年のユーロ圏の成長率が2018年の1.9%から1.3%へ、2020年の成長率も1.7%から1.6%へ下方修正。【2月8日 更新】

中国経済:中国の景気減速懸念。2018年の実質成長率は6.6%と28年ぶりの低水準。
バルチック海運指数:連日の下落で、601.00ポイントに。【2月12日 更新】

通貨ペア サイン

ドル円

ターゲット①:110.40円(2月4日終値で出現)

ターゲット②:110.70円(2月4日終値で出現)

ターゲット③:113.40円(2月4日終値で出現)

ユーロ円

ターゲット①:123.30円(2月8日終値で出現)

ターゲット②:121.90円(2月8日終値で出現)

ユーロ米ドル

ターゲット②:1.1220(2月11日終値で出現)

ターゲット②:1.1230(2月11日終値で出現)

ターゲット③:1.1170(2月11日終値で出現)

ターゲット④:1.1050(2月11日終値で出現)

ターゲット⑤:1.0320(2月11日終値で出現)

豪ドル円 ターゲット①:74.20円 (2月6日終値で出現)
豪ドル米ドル

ターゲット①:0.6980(2月11日終値で出現)

ターゲット②:0.6890(2月11日終値で出現)

ターゲット③:0.6460(2月11日終値で出現)

NZドル円 無し
NZドル米ドル

ターゲット①:0.6560 (2月8日終値で出現)

加ドル円 無し

ポンド円

ターゲット①:141.70円(2月5日終値で出現)

ターゲット②:141.50円(2月5日終値で出現)

ポンド米ドル

ターゲット①:1.2800(2月11日終値で出現)

ターゲット②:1.2740(2月11日終値で出現)

今日のポジション·トレード戦略

以下は、短期目線でのスウィングトレードの私が構築しているポジションとなります。長期的なポジションとしては、投資信託を中心に構築。長期ポジションに関しては、今後機会があれば記事にしていきたいと思います。

日本株 21,000円までは売り継続。
為替 実際のトレードは、Twitterにて随時記載していきます。

2019年2月12日(火)の目線

  • ドル円戦略:ニュートラル
  • ユーロ円戦略:ショート目線
  • ユーロドル戦略:ショート目線
  • 豪ドル円戦略:ショート目線
  • 豪ドル米ドル戦略:ショート目線
  • NZドル円戦略:ショート目線
  • NZドル米ドル戦略:ショート目線
  • ポンド円戦略:ショート目線
  • ポンドドル戦略:ショート目線
個人投資家:薬味多めで

元市場関係の兼業個人投資家。短期投資は日本株とFX、長期投資は米国株を中心にインデックスの積立投資とトラリピ。

フィスコソーシャルレポーターとして国内20以上のメディアに寄稿中。

ハゲてません。

Twitterアカウント@yakumioomede
関連キーワード
  • カナダドル円に妙味、エネルギーは十分に溜まってきている状態
  • 米中貿易交渉は合意に至らず延長決定というシナリオの可能性が高い
  • 日経平均株価は21,000円を超えて寄りつくも、方向感のない展開か?
  • ユーロ米ドルは早朝にショートを追加、ポンド米ドルはターゲットまで静観継続
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