今日のマーケットはどう動くのか?株式投資とFX投資に関する戦略を個人投資家でフィスコソーシャルレポーターでもある“薬味多めで”が解説。2019年2月8日(金曜日)のトレードの参考にお役立てください。
NZドル米ドルにショート妙味

本日は日本が祝日で株式相場が休場のため、為替に限定して戦略を考えていきます。

まずは方向感が内容に感じられる109.60〜1110.00円のレンジで推移しているドル円ですが、サインも出ている通りやや上圧力が強く感じられます。しかしながら、材料的には下に走る要因が多いので、スウィングでは手が出しにくい状態。1時間足では持ち合いを形成しているので、注目していきたいところです。

次に注目したいのは、ユーロ米ドル。日足チャートを見てもらえれば分かる通り、チャネルトレンドの下限付近に近づいてきていますここで反発するのか?それとも割り込んでくるのか?非常に注目したいポイントです。

本日の東京市場・為替相場の値動き動向-2019年2月11日-
2019.2.11
ドル円(USD/JPY) チャート 出典:TradingView フィボナッチ(長期)  安値:125.856円(2015年6月5日) 高値:75.565円(2011年10月31日) 23.6%:113.987円 38.2%:106.645円 50%:100.711円 61.8%:94.776円 7...

今週も各国の重要な経済指標が日替わりで発表されるため、臨機応変にポジションを構築していきたいと考えています。

朝一番から狙っていきたいのが、NZドル米ドルのショート下方向へのサインが出現した上で、1時間足でも持ち合い状態を下方向にブレイクしてきています。

また、ポンド米ドルも欧州時間にどう動くか?経済指標の発表と合わせてボラリティーが拡大しそうです。

強弱材料

ポジティブ材料

英国ブレクジット:EUのバルニエ首席交渉官が、バックストップ(安全策)を含む離脱協定案の再交渉を行なう意向はないが、ブレグジット後の移行期間にバックストップの代替措置を模索する可能性はあると発言。【2月5日 更新】

ネガティブ材料

米中覇権争い:米司法省は、個人に加え法人としてのファーウェイに対して、イランとの違法取引と企業秘密の窃盗などの複数の罪で同社や関連企業などを起訴。

トランプ大統領は、「極めて大きな合意か、延期のどちらかを望む」と発言。米国の金融サービス業、製造業、農業などの産業に対し市場を開放しない限り、合意はあり得ないとの立場を示した。今回の協議に関して、現在の所具体的な進展の報道は無し。

来週、場所を北京に移して、協議を行う予定だが、トランプ大統領は交渉期限の3月1日まで習近平国家主席と会談するつもりはないことが判明。交渉の進展への楽観論が後退している。【2月8日 更新】

米国内政:米政府機関の閉鎖問題は先送り。3週間以内(2月15日)に、抜本的な合意を取り付けられるかどうかは、依然として不透明。トランプ大統領は、「私が壁を建設しないと本当に思っている人間なんて、誰かいるのか」とTwitterに投稿。その後、壁ではなくフェンスでも受け入れる可能性を示唆。しかしながら、ペロシ下院議長は、「法案に壁建設費は一切盛り込まれない」と壁建設に関して否定する強硬な態度を崩さず。

進まない意見の調整に、トランプ大統領は国境警備予算を巡る協議について時間の無駄だと繰り返し指摘。

この問題を話し合っている超党派委員会は、8日、または今週末にもの合意は可能としていたが、10日段階で与野党協議は中断。壁問題で意見の対立の溝が埋まらない状態。【2月11日 更新】

英国ブレクジット問題:議会は、離脱期限の延長と合意なきブレクジットを否決アイルランド国境問題を中心にEU側に再交渉する決議を可決。状況は振り出しに戻るも、遺された期間は残りわずか。

これに対して、ユンケル委員長と欧州委員会のバルニエ首席交渉官は、アイルランドとの国境問題に関するバックストップについて、代替案を模索する時間はなく、EUがこれまでに英国と合意した離脱協定案の再交渉はないとの考えを表明。

アイルランドのバラッカー首相も、バックストップ代替措置置き代替案に関して拒否の態度を明確にしています。

こうした状況に、企業では合意なきブレクジット後を見据えた動きを加速しており、英経済にとって非常にマイナスとなる可能性が大きくなってきている状況。

英国はEUのトラック運転手が許可証なしで入国できるようにする意向を表明。EUに対しても、同様の措置を期待する考えも示しているが、EUは合意なき離脱の場合に英側のトラック運転手が9ヶ月月間、EU諸国を通過する権利を認めている。

EUのトゥスク大統領は、アイルランドのバラッカー首相とブリュッセルで開いた共同記者会見で、「英国のEU離脱を安全に実現させる計画を描くこともせずに離脱支持を言いはやした人たちは、地獄に落ちても当然なのではないかと思う」と強い口調でイギリスを批判。イライラが募っていると見える。

メイ首相とユンケル委員長が会談するも、目新しい材料は無し。【2月8日 更新】

中東問題:米軍のシリア撤退に伴う中東パワーバランスの変化。しかしながら、対イランを見据え、トランプ大統領は米軍がイラクから撤退することはないと断言。【2月3日 更新】

米国経済:NAHB住宅市場指数がドル安を示唆し始めた。米NAHB住宅市場指数はドルとの連動性が見られる。また、12月の米中古住宅販売成約指数はエコノミスト予想の中央値は0.5%上昇に対して前月比2.2%と予想外に低下。3ヶ月連続のマイナス。

FOMCでは、緩やかな利上げの文言を削除し、バランスシートの縮小、金融引き締め政策についても修正する用意があると発表。緩和縮小観測の後退。【1月31日 更新】

米ロ関係:米国のミサイル防衛見直し(MDR)に伴う米露対立。今週末に設定しているロシア側の遵守期限をすぎれば、米国は中距離核戦力全廃条約の履行義務停止。【1月30日 更新】

EU経済:ドイツ政府が2019年の成長率見通しを1%と、従来の1.8%から大きく引き下げ。ユーロ圏景況感指数は106.2と、前月の107.4(改定値)から低下。12月独鉱工業生産指数は前月比-0.4%と、景気後退のリスクが高まっている。

イタリアは2018年10ー12月(第4四半期)の国内総生産(GDP)速報値は、前期比0.2%減。前期に続いてマイナス成長となり、リセッション(景気後退)入り。

欧州委は、今年のユーロ圏の成長率が2018年の1.9%から1.3%へ、2020年の成長率も1.7%から1.6%へ下方修正。【2月8日 更新】

中国経済:中国の景気減速懸念。2018年の実質成長率は6.6%と28年ぶりの低水準。
バルチック海運指数:650ポイントを割れて610.00ポイントに。【2月11日 更新】

通貨ペア サイン

ドル円

ターゲット①:110.40円(2月4日終値で出現)

ターゲット②:110.70円(2月4日終値で出現)

ターゲット③:113.40円(2月4日終値で出現)

ユーロ円

ターゲット①:123.30円(2月8日終値で出現)

ターゲット②:121.90円(2月8日終値で出現)

ユーロ米ドル 無し
豪ドル円 ターゲット①:74.20円 (2月6日終値で出現)
豪ドル米ドル 無し
NZドル円 無し
NZドル米ドル

ターゲット①:0.6560 (2月8日終値で出現)

加ドル円 無し

ポンド円

ターゲット①:141.70円(2月5日終値で出現)

ターゲット②:141.50円(2月5日終値で出現)

2月6日の終値が前日比で下落したことにより、141.70円、141.50円のターゲットが出現。【2月6日 更新】

ポンド米ドル 無し

今日のポジション·トレード戦略

以下は、短期目線でのスウィングトレードの私が構築しているポジションとなります。長期的なポジションとしては、投資信託を中心に構築。長期ポジションに関しては、今後機会があれば記事にしていきたいと思います。

日本株 21,000円までは売り継続。昨日(7日)もショートを追加。
為替 実際のトレードは、Twitterにて随時記載していきます。

2019年2月11日(日)の目線

  • ドル円戦略:ニュートラル
  • ユーロ円戦略:ショート目線
  • ユーロドル戦略:ニュートラル
  • 豪ドル円戦略:ショート目線
  • 豪ドル米ドル戦略:ショート目線
  • NZドル円戦略:ショート目線
  • NZドル米ドル戦略:ショート目線
  • ポンド円戦略:ニュートラル
  • ポンドドル戦略:ニュートラル
個人投資家:薬味多めで

元市場関係の兼業個人投資家。短期投資は日本株とFX、長期投資は米国株を中心にインデックスの積立投資とトラリピ。

フィスコソーシャルレポーターとして国内20以上のメディアに寄稿中。

ハゲてません。

Twitterアカウント@yakumioomede
  • カナダドル円に妙味、エネルギーは十分に溜まってきている状態
  • 本日の東京市場・為替相場の値動き動向-2019年2月20日-
  • 本日の株式市場の株価指数・商品指数の値動き動向-2019年2月20日-
  • 米中貿易交渉は合意に至らず延長決定というシナリオの可能性が高い
  • 本日の東京市場・為替相場の値動き動向-2019年2月19日-
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