株式市場の重要な指標である、日経平均株価やNYダウなどの指数情報と市場を取り巻く政治経済情報と相場動向をまとめました。12月21日(金曜日)も日経平均株価やNYダウをテクニカル分析を使って分析していきます。
どちらにも身動きが取れなくなった日銀の絶望

20日(木曜日)の日経平均株価は、前日比595.34円(2.84%)安の20,392.58円と3日続落。米国株の下落に伴い投資家心理が悪化したことに伴い、追従売りも広く発生した模様です。

NYダウは、前日比464.06ドル(2.0%)安の22,859.60ドルと続落。FOMCの結果に加え、政府機関の一部閉鎖リスクなども意識されたことから幅広い銘柄に売りが発生。2017年10月12日以来ほぼ1年2カ月ぶりの安値で取引を終了しています。

日経平均先物3月物は、前日比285円安の20,345円となっています。

FOMCの結果を受けて利上げが続くと判断したマーケットでは投資家心理が冷え込みましたが、米上院が可決したつなぎ予算に対して、トランプ大統領はメキシコとの国境に建設する“壁”の建設費用をめぐり対立。つなぎ予算の承認には署名しないと発言したことで、米政府機関の一部が閉鎖せざるを得ない事態が迫ってきています。本日21日が期限となっているだけに、日本時間明日早朝までにこの問題が解決できるのかどうかに焦点が集まってきます。

仮に、壁の建設予算を潤沢に確保することで調整がついたとしても、強硬すぎるトランプ大統領の姿勢に反発する声は大きくなることが予想され、今後の米国政治に影を落とすことになるかもしれません。

さて、昨日は日銀による金融政策決定会合、その後の黒田総裁の会見も行われました。決定会合の結果は事前のコンセンサス通り、金融緩和の現状維持を決めましたが、ここに来て日銀も非常に苦しい立場に追い詰められてきました。まず、政策金利は0.10%とこれ以上下げられない水準まで引き下げている状態です。加えて、ETFの買い入れを始めとした量的緩和をこのまま継続していくと、市場の歪みが更に広がり、日本の株式市場と債券市場は正常とは言えない状態が恒常化していきます。

こうなってしまうと、外国人投資家は日本の市場に対して見向きもしなくなり、市場がズタズタとなっていく可能性が出てきています。そもそも、アベノミクス3本の矢の一つであった構造改革が全く進んでいない状態なので、外国人投資家からは、日本株が見放されつつある可能性も高いと考えています。

とは言え、仮に日銀が金融緩和の出口を語った瞬間に、日米金利差の縮小から、為替市場では急激な円高方向に向かうことになります。

つまり、現状の日銀は身動きが取れない状態となっている可能性が高く、黒田総裁も実際にはどう動いていけば良いのか判断がつかない状態なのかもしれません。

日経平均株価(2018年12月20日)

日経平均株価の日足チャート
チャート 出典:TradingView
  • 日経平均:20,392.58円 -595.34 (-2.84%)
  • TOPIX:111.959 -0.45 (-0.40%)
  • CME日経先物(円建て):20,270.00 -360.00 (-1.75%)

本日の日経平均株価は、本日も20,100円から20,600円のレンジを想定しています。

昨日のNY株式市場の流れを受け弱含んだスタートとなりそうですが、3連休前ということもあり、大引けにかけては売りポジションを縮小する動きから上昇する場面も見られるのではないかと思います。

引き続き、外部要因に振り回される状況に変わりはありません。

チャート的には、中期的な流れを考えると10月2日を頂点とする下落トレンド(図中:オレンジの並行チャネル)で推移している状態です。当面、この流れは大きく変わることはないと考えています。

外国人機関投資家などの資金も株価が戻ったところでは売ってくる流れは変えるつもりはないと考えている為、基本的には平行チャネル上限付近での売り戦略を基本的に考えていきましょう。

短期的な目線で買いを入れる場合には、あくまでもデイトレードで持ち越しは厳禁です。

フィボナッチ(長期) ※アベノミクス直前安値から2018年1月の高値

  • 安値:8,135.8円(2011年11月25日)
  • 高値:24,129.3円(2018年1月23日)
  • 23.6%:20,355.4円
  • 38.2%:18,020.7円
  • 50%:16,133.8円
  • 61.8%:14,246.8円
  • 76.4%:11,560.3円

フィボナッチ(短期) ※2018年10月上旬からの下落

  • 高値:24,448.1円(2018年10月2日)
  • 安値:20,971.9円(2018年10月26日)
  • 23.6%:21,792.3円
  • 38.2%:22,299.8円
  • 50%:22,710円
  • 61.8%:23,120.2円
  • 76.4%:23,704.2円

フィボナッチ(超長期) ※バブル最高値から、バブル後の最安値

  • 高値:39,260円(1990年1月5日)
  • 安値:6,994.9円(2008年10月28日)
  • 23.6%:14,609.5円
  • 38.2%:19,320.2円
  • 50%:23,127.4円
  • 61.8%:26,934.7円
  • 76.4%:323,553.3円

日経平均株価_節目

  • 323,553.3円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の76.40%戻し水準)
  • 26,934.7円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の61.80%戻し水準)
  • 24,580円(節目)
  • 24,500円(節目)
  • 24,400円(節目)
  • 24,350円(節目)
  • 24,245円(節目)
  • 24,129.3円(節目)
  • 24,000円(節目)
  • 23,900円(節目)
  • 23,800円(節目)
  • 23,704.2円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の76.40%戻し水準)
  • 23,700円(節目)
  • 23,600円(節目)
  • 23,500円(節目)
  • 23,385円(節目)
  • 23,280円(節目)
  • 23,200円(節目)
  • 23,127.4円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の50%戻し水準)
  • 23,120.2円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の61.80%戻し水準)
  • 23,050.4円(節目)
  • 22,900円(節目)
  • 22,800円(節目)
  • 22,750円(節目)
  • 22,710円(一目均衡表の先行スパン2)
  • 22,710円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の50%戻し水準)
  • 22,650円(節目)
  • 22,560円(節目)
  • 22,500円(節目)
  • 22,450円(節目)
  • 22,400円(節目)
  • 22,380.4357円(75日移動平均線)
  • 22,350円(節目)
  • 22,300円(節目)
  • 22,299.8円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の38.20%戻し水準)
  • 22,284.6991円(200日移動平均線)
  • 22,200円(節目)
  • 22,157.3475円(一目均衡表の先行スパン1)
  • 22,100円(節目)
  • 22,000円(節目)
  • 21,900円(節目)
  • 21,850円(節目)
  • 21,792.3円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の23.60%戻し水準)
  • 21,730円(節目)
  • 21,670.512円(25日移動平均線)
  • 21,600円(節目)
  • 21,530円(節目)
  • 21,500円(節目)
  • 21,490.86円(一目均衡表の基準線)
  • 21,400円(節目)
  • 21,320円(節目)
  • 21,250円(節目)
  • 21,200円(節目)
  • 21,115円(節目)
  • 21,104.385円(一目均衡表の転換線)
  • 21,000円(節目)
  • 20,955円(節目)
  • 20,900円(節目)
  • 20,800円(節目)
  • 20,700円(節目)
  • 20,600円(本日の予想上限)
  • 20,500円(節目)
  • 20,450円(節目)
  • 20,392.6円(12月20日終値)
  • 20,355.4円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の23.60%戻し水準)
  • 20,300円(節目)
  • 20,200円(節目)
  • 20,100円(本日の予想下限)
  • 20,000円(節目)
  • 19,320.2円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の38.20%戻し水準)
  • 18,020.7円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の38.20%戻し水準)
  • 16,133.8円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の50%戻し水準)
  • 14,609.5円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の23.60%戻し水準)
  • 14,246.8円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の61.80%戻し水準)
  • 11,560.3円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の76.40%戻し水準)

NYダウ(2018年12月20日)

NYダウの日足チャート
チャート 出典:TradingView
  • NYダウ:22,871.00ドル -442.00 (-1.90%)
  • S&P:2,470.50ドル -34.00 (-1.36%)
  • ナスダック:7,301.00ドル -129.75 (-1.75%)

フィボナッチ(長期) ※リーマンショック後安値から2018年1月高値

  • 安値:6,469.95ドル(2009年3月6日)
  • 高値:26,616.71ドル(2018年1月26日)
  • 23.6%:21,862.07ドル
  • 38.2%:18,920.65ドル
  • 50%:16,543.33ドル
  • 61.8%:14,166.01ドル
  • 76.4%:10,781.36ドル

NYダウ_節目

  • 27,000ドル(節目)
  • 26,900ドル(節目)
  • 26,800ドル(節目)
  • 26,750ドル(節目)
  • 26,700ドル(節目)
  • 26,600ドル(節目)
  • 26,500ドル(節目)
  • 26,400ドル(節目)
  • 26,300ドル(節目)
  • 26,215ドル(節目)
  • 26,167.94ドル(節目)
  • 26,050ドル(節目)
  • 26,000ドル(節目)
  • 25,900ドル(節目)
  • 25,800ドル(節目)
  • 25,700ドル(節目)
  • 25,575ドル(節目)
  • 25,537.02ドル(一目均衡表の先行スパン2)
  • 25,475.9875ドル(75日移動平均線)
  • 25,450ドル(節目)
  • 25,400ドル(節目)
  • 25,372.975ドル(一目均衡表の先行スパン1)
  • 25,315ドル(節目)
  • 25,185ドル(節目)
  • 25,067.9875ドル(200日移動平均線)
  • 25,050ドル(節目)
  • 24,950ドル(節目)
  • 24,860ドル(節目)
  • 24,709.4784ドル(25日移動平均線)
  • 24,700ドル(節目)
  • 24,640ドル(節目)
  • 24,574.425ドル(一目均衡表の基準線)
  • 24,500ドル(節目)
  • 24,400ドル(節目)
  • 24,250ドル(節目)
  • 24,129.13ドル(一目均衡表の転換線)
  • 24,120ドル(節目)
  • 24,050ドル(節目)
  • 23,900ドル(節目)
  • 23,730ドル(節目)
  • 23,530ドル(節目)
  • 23,344.52ドル(本日の予想上限)
  • 23,250ドル(節目)
  • 23,150ドル(節目)
  • 23,000ドル(節目)
  • 22,859.60ドル(12月20日終値)
  • 22,850ドル(節目)
  • 22,650ドル(本日の予想下限)
  • 22,400ドル(節目)
  • 21,862.07ドル(2018年1月26日の高値(26,616.71ドル)→2009年3月6日の安値(6,469.95ドル)の23.60%戻し水準)
  • 18,920.65ドル(2018年1月26日の高値(26,616.71ドル)→2009年3月6日の安値(6,469.95ドル)の38.20%戻し水準)
  • 16,543.33ドル(2018年1月26日の高値(26,616.71ドル)→2009年3月6日の安値(6,469.95ドル)の50%戻し水準)
  • 14,166.01ドル(2018年1月26日の高値(26,616.71ドル)→2009年3月6日の安値(6,469.95ドル)の61.80%戻し水準)
  • 10,781.36ドル(2018年1月26日の高値(26,616.71ドル)→2009年3月6日の安値(6,469.95ドル)の76.40%戻し水準)

その他指数、指標

バルチック海運指数:1,378.00 ↓ -17.00 (-1.22%)  ※12月20日終値

SOX指数:1,117.74 ↓ -9.70 (-0.86%)  ※12月20日終値

VIX指数:28.06 ↑ +2.48 (+9.70%)  ※12月20日終値

各国政策金利(短期金利)

  • 米国:2.50%(2018年12月) ↑
  • 日本:0.10%(2018年1月) →
  • 欧州:0.00%(2018年1月) →
  • 英国:0.75%(2018年9月) →
  • カナダ:1.75%(2018年10月) ↑
  • スイス:-1.25%(2018年1月) ↓
  • 豪州:1.50%(2018年1月) ↑
  • NZ:1.75%(2018年1月) →
  • 中国:4.35%(2018年1月) →
  • 香港:2.50%(2018年9月) →
  • ノルウェー:0.75%(2018年9月) ↑
  • スウェーデン:-0.50%(2018年1月) →
  • トルコ:24.00%(2018年9月) ↑
  • メキシコ:8.00%(2018年11月) ↑
  • 南ア:6.75%(2018年11月) ↑

10年物国債(長期金利)

※日本時間21日 6:05現在

  • 日本:0.02%(12月) →
  • オーストラリア:2.34%(12月) ↓
  • ニュージーランド:2.29%(12月) ↓
  • アメリカ:2.80%(12月) ↑
  • ドイツ:0.23%(12月) ↓
  • イギリス:1.26%(12月) ↓
  • フランス:0.67%(12月) ↓
  • イタリア:2.73%(12月) ↓
  • スペイン:1.37%(12月) →
  • ポルトガル:1.64%(12月) →
  • ギリシャ:4.25%(12月) →
個人投資家:薬味多めで

弱小兼業個人投資家。

短期投資はFXの裁量取引のみ。

中〜長期投資は個別株、インデックスの積立投資、トラリピでの為替運用をしています。

ハゲてません。

Twitterアカウント@yakumioomede
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