米中貿易問題や欧州情勢の先行きなど不確実性が増す中で、難しい判断が要求されるFOMC
株式市場の重要な指標である、日経平均株価やNYダウなどの指数情報と市場を取り巻く政治経済情報と相場動向をまとめました。12月18日(火曜日)も日経平均株価やNYダウをテクニカル分析を使って分析していきます。

17日(月曜日)の日経平均株価は、前週末比132.05円(0.62%)高の21,506.88円と反発して取引を終了しています。前週末に日経平均が大幅に下落していたことを受け、ディフェンシブ株を中心に自律反発狙いの回が入った格好です。

NY株式市場は、前週末比507.53ドル(2.1%)安の23,592.98ドルと大幅に続落し、今年3月以来の安値を記録しています。今日から明日にかけて開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に重、リスク回避から株式の持ち高を減らす動きが非常に強く見られました。

日経平均先物3月物は、前週末比140円安の21,085円と続落しています。

市場では、FOMCの声明で来年の契機見通しについて慎重な姿勢が見られれば、更なる株安の可能性が指摘されています。加えて、トランプ大統領やナバロ通商製造政策局長が相次いでFRBによるこれ以上の利上げを牽制するような発言を繰り返すなど、パウエルFRB議長へのプレッシャーはますます厳しさをまして行きている状況です。

FOMCの決定次第では為替相場を中心にボラリティーが大きくなる可能性が高く、日本株への影響も大きくなってくる可能性が高まっています。

日経平均株価(2018年12月17日)

日経平均株価の日足チャート
チャート 出典:TradingView
  • 日経平均:21,506.88円 +132.05 (+0.62%)
  • TOPIX:1,592.16 -24.49 (-1.50%)
  • CME日経先物(円建て):20,930.00 -295.00 (-1.39%)

本日の日経平均株価は、本日も20,900円から21,320円のレンジを想定しています。

前日のNY株式市場が大幅に続落した事で、日本株へも売り圧力が強まるものと見られます。これ以上の利上げをなんとか阻止したいトランプ大統領が口先介入してきたことで、ますます市場は振り回される事となってきています。

FRBとしては、経済指標に合わせて利上げを行っていく王道の方針を貫きたいと考えてはいるでしょうが、米中貿易問題に関する不確実性、欧州情勢の不確実性など、様々な面で景気に悪影響を及ぼす可能性が高い不確実性が多数存在する中で、非常に難しい判断が要求されます。加えて、政治とは独立した存在である中央銀行に対して、本来はあってはならない政治的圧力が更に増してくる事によって、FRBメンバー内の議論も激化していくる可能性があります。

先週から指摘しているように、基本的には戻り売り目線は継続です。

フィボナッチ(長期) ※アベノミクス直前安値から2018年1月の高値

  • 安値:8,135.8円(2011年11月25日)
  • 高値:24,129.3円(2018年1月23日)
  • 23.6%:20,355.4円
  • 38.2%:18,020.7円
  • 50%:16,133.8円
  • 61.8%:14,246.8円
  • 76.4%:11,560.3円

フィボナッチ(短期) ※2018年10月上旬からの下落

  • 高値:24,448.1円(2018年10月2日)
  • 安値:20,971.9円(2018年10月26日)
  • 23.6%:21,792.3円
  • 38.2%:22,299.8円
  • 50%:22,710円
  • 61.8%:23,120.2円
  • 76.4%:23,704.2円

フィボナッチ(超長期) ※バブル最高値から、バブル後の最安値

  • 高値:39,260円(1990年1月5日)
  • 安値:6,994.9円(2008年10月28日)
  • 23.6%:14,609.5円
  • 38.2%:19,320.2円
  • 50%:23,127.4円
  • 61.8%:26,934.7円
  • 76.4%:323,553.3円

日経平均株価_節目

  • 323,553.3円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の76.40%戻し水準)
  • 26,934.7円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の61.80%戻し水準)
  • 24,580円(節目)
  • 24,500円(節目)
  • 24,400円(節目)
  • 24,350円(節目)
  • 24,245円(節目)
  • 24,129.3円(節目)
  • 24,000円(節目)
  • 23,900円(節目)
  • 23,800円(節目)
  • 23,704.2円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の76.40%戻し水準)
  • 23,700円(節目)
  • 23,600円(節目)
  • 23,500円(節目)
  • 23,385円(節目)
  • 23,280円(節目)
  • 23,200円(節目)
  • 23,127.4円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の50%戻し水準)
  • 23,120.2円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の61.80%戻し水準)
  • 23,050.4円(節目)
  • 22,900円(節目)
  • 22,800円(節目)
  • 22,750円(節目)
  • 22,710円(一目均衡表の先行スパン2)
  • 22,710円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の50%戻し水準)
  • 22,650円(節目)
  • 22,560円(節目)
  • 22,500円(節目)
  • 22,458.0162円(75日移動平均線)
  • 22,450円(節目)
  • 22,400円(節目)
  • 22,350円(節目)
  • 22,300円(節目)
  • 22,299.8円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の38.20%戻し水準)
  • 22,292.9251円(200日移動平均線)
  • 22,200円(節目)
  • 22,157.3478円(一目均衡表の先行スパン1)
  • 22,100円(節目)
  • 22,000円(節目)
  • 21,900円(節目)
  • 21,880.505円(一目均衡表の基準線)
  • 21,850円(節目)
  • 21,796.116円(25日移動平均線)
  • 21,792.3円(2018年10月2日の高値(24,448.1円)→2018年10月26日の安値(20,971.9円)の23.60%戻し水準)
  • 21,730円(節目)
  • 21,600円(節目)
  • 21,530円(節目)
  • 21,520.7455円(一目均衡表の転換線)
  • 21,506.9円(12月17日終値)
  • 21,500円(節目)
  • 21,400円(節目)
  • 21,320円(本日の予想上限)
  • 21,250円(節目)
  • 21,200円(節目)
  • 21,115円(節目)
  • 21,000円(節目)
  • 20,955円(節目)
  • 20,900円(本日の予想下限)
  • 20,800円(節目)
  • 20,355.4円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の23.60%戻し水準)
  • 19,320.2円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の38.20%戻し水準)
  • 18,020.7円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の38.20%戻し水準)
  • 16,133.8円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の50%戻し水準)
  • 14,609.5円(1990年1月5日の高値(39,260円)→2008年10月28日の安値(6,994.9円)の23.60%戻し水準)
  • 14,246.8円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の61.80%戻し水準)
  • 11,560.3円(2018年1月23日の高値(24,129.3円)→2011年11月25日の安値(8,135.8円)の76.40%戻し水準)

NYダウ(2018年12月17日)

NYダウの日足チャート
チャート 出典:TradingView
  • NYダウ:23,523.00ドル -605.00 (-2.51%)
  • S&P:2,538.25ドル -67.25 (-2.58%)
  • ナスダック:7,301.00ドル -129.75 (-1.75%)

フィボナッチ(長期) ※リーマンショック後安値から2018年1月高値

  • 安値:6,469.95ドル(2009年3月6日)
  • 高値:26,616.71ドル(2018年1月26日)
  • 23.6%:21,862.07ドル
  • 38.2%:18,920.65ドル
  • 50%:16,543.33ドル
  • 61.8%:14,166.01ドル
  • 76.4%:10,781.36ドル

NYダウ_節目

  • 27,000ドル(節目)
  • 26,900ドル(節目)
  • 26,800ドル(節目)
  • 26,750ドル(節目)
  • 26,700ドル(節目)
  • 26,600ドル(節目)
  • 26,500ドル(節目)
  • 26,400ドル(節目)
  • 26,300ドル(節目)
  • 26,215ドル(節目)
  • 26,167.94ドル(節目)
  • 26,050ドル(節目)
  • 26,000ドル(節目)
  • 25,900ドル(節目)
  • 25,800ドル(節目)
  • 25,700ドル(節目)
  • 25,575ドル(節目)
  • 25,541.6164ドル(75日移動平均線)
  • 25,537.02ドル(一目均衡表の先行スパン2)
  • 25,450ドル(節目)
  • 25,400ドル(節目)
  • 25,349.1025ドル(一目均衡表の先行スパン1)
  • 25,315ドル(節目)
  • 25,185ドル(節目)
  • 25,081.7854ドル(200日移動平均線)
  • 25,050ドル(節目)
  • 24,950ドル(節目)
  • 24,884.5656ドル(25日移動平均線)
  • 24,867.35ドル(一目均衡表の基準線)
  • 24,860ドル(節目)
  • 24,700ドル(節目)
  • 24,640ドル(節目)
  • 24,615ドル(一目均衡表の転換線)
  • 24,500ドル(節目)
  • 24,400ドル(節目)
  • 24,250ドル(節目)
  • 24,120ドル(節目)
  • 24,050ドル(節目)
  • 23,900ドル(本日の予想上限)
  • 23,730ドル(節目)
  • 23,592.98ドル(12月17日終値)
  • 23,530ドル(節目)
  • 23,344.52ドル(本日の予想下限)
  • 21,862.07ドル(2018年1月26日の高値(26,616.71ドル)→2009年3月6日の安値(6,469.95ドル)の23.60%戻し水準)
  • 18,920.65ドル(2018年1月26日の高値(26,616.71ドル)→2009年3月6日の安値(6,469.95ドル)の38.20%戻し水準)
  • 16,543.33ドル(2018年1月26日の高値(26,616.71ドル)→2009年3月6日の安値(6,469.95ドル)の50%戻し水準)
  • 14,166.01ドル(2018年1月26日の高値(26,616.71ドル)→2009年3月6日の安値(6,469.95ドル)の61.80%戻し水準)
  • 10,781.36ドル(2018年1月26日の高値(26,616.71ドル)→2009年3月6日の安値(6,469.95ドル)の76.40%戻し水準)

その他指数、指標

バルチック海運指数:1,401.00 ↑ +36.00 (+2.64%)  ※12月17日終値

SOX指数:1,162.49 ↓ -15.08 (-1.28%)  ※12月17日終値

VIX指数:25.56 ↑ +3.93 (+18.17%)  ※12月17日終値

各国政策金利(短期金利)

  • 米国:2.25%(2018年9月) →
  • 日本:0.10%(2018年1月) →
  • 欧州:0.00%(2018年1月) →
  • 英国:0.75%(2018年9月) →
  • カナダ:1.75%(2018年10月) ↑
  • スイス:-1.25%(2018年1月) ↓
  • 豪州:1.50%(2018年1月) ↑
  • NZ:1.75%(2018年1月) →
  • 中国:4.35%(2018年1月) →
  • 香港:2.50%(2018年9月) →
  • ノルウェー:0.75%(2018年9月) ↑
  • スウェーデン:-0.50%(2018年1月) →
  • トルコ:24.00%(2018年9月) ↑
  • メキシコ:8.00%(2018年11月) ↑
  • 南ア:6.75%(2018年11月) ↑

10年物国債(長期金利)

※日本時間18日 6:05現在

  • 日本:0.02%(12月) →
  • オーストラリア:2.44%(12月) ↓
  • ニュージーランド:2.44%(12月) ↓
  • アメリカ:2.86%(12月) ↓
  • ドイツ:0.25%(12月) →
  • イギリス:1.26%(12月) ↑
  • フランス:0.73%(12月) ↑
  • イタリア:2.95%(12月) ↑
  • スペイン:1.40%(12月) ↓
  • ポルトガル:1.64%(12月) ↓
  • ギリシャ:4.30%(12月) ↑
個人投資家:薬味多めで

兜町の残党(元市場関係)の個人投資家。

投資歴は2006年のライブドアショック後から、テクニカルを中心に、長期投資と短期投資を切り分けて運用。長期は投資信託をベースに積立中心。短期は個別株やETF、為替を中心に裁量取引。

フィスコソーシャルレポーターとして国内20以上のメディアに寄稿しています。

Twitterアカウント@yakumioomede
関連キーワード
  • 冷静に戻り売り継続。ポジティブ材料に比べて、まだまだネガティブ材料が多いマーケット。
  • 本日の東京市場・為替相場の値動き分析-2019年1月18日-
  • 本日の株式市場の株価指数・商品指数の動向予測-2019年1月18日-
  • メイ首相の代役無しも、英国ブレクジットは事実上の先送りとなる可能性が強くなってきそうな状況
  • 本日の東京市場・為替相場の値動き分析-2019年1月17日-
  • 英国議会での採決は歴史的大差で否決されるも、問題はこの後。
おすすめの記事
9月は来る
わしの罫線
今年の相場も早いもので、今日で3分の2が終わりました。昨日から本格的な買いが入って来た様で、今日も見ていて強い動きであったと思います。 日経...