ミリオンストック投資顧問の堀篤が、2019年8月26日(月曜日)に相場動向を独自に解説。"火曜日または水曜日が狙い目か?"。
20,100円からのダブルボトム狙いか?

米中貿易摩擦の悪化により、先週のNY市場は大きく下落した。この2国間の制裁合戦により、世界経済、とくに中国、米国の景気動向には不安心理が先行しはじめている。これにより、9月17日、18日のFOMCで、FRBが利下げをするだろう、という見方が支配的になり、米ドルは下落、円相場は105円台を推移している。

一方、欧州でもハードブレグジットのリスクは高まっており、新しい英国首相の動向に注目が集まるが、26日まで開かれるG7では、今のところサプライズはなさそうだ

こういった状況から、東京市場では、日経平均が20,100円からのダブルボトムによる反発、というシナリオが、メインになりそうだ。ここまでは、終値ベースでの20,400円台というのが防衛ラインとなっており、月曜日の市場の動向は、ひとまずそれに合わせた形になる公算が高い。終値が20,400円程度となるだろうという前提での売買が増えるだろう。しかし現時点では、火曜日以降の市場は楽観的には見られない。日米貿易交渉がうまくいっている、というのが唯一の好材料だが、これは下がらない理由にしかなっていない。

9月第1週はNYの3連休から始まるだけに、8月末の市場は、積極的に買い上げる動きは乏しいだろう。一旦20,100円まで突っ込んだ後の戻りが、最も狙いやすいタイミングだが、突っ込むのが月曜日か火曜、水曜か、この辺りは市場を見ながら判断すべきだ。

今週、注目しておくべきは、低位材料株や新興市場、直近のIPO銘柄だろう。どの曜日が最も狙いやすいかは不明だが、月曜日の場中に大きく下げ、引けにかけて一旦戻り、火曜日又は水曜日に再度売り直しが来る、というのが素直な見方とすれば、火曜日または水曜日が狙い目か。

また、もし大型株のリバウンドを狙うなら、鉄鋼半導体、といった不安定業界を狙うべきだろう。あるいは、日米摩擦の解消に向け、それほど下がらないであろう自動車株、その周辺銘柄を狙う手もある。

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ミリオンストック投資顧問 : 堀 篤

野村證券(株)(現野村HD)にて営業・商品企画・IPOコンサルティング・M&A等業務に従事。1998年、野村證券(株)退社後、上場企業2社(現タカラトミー、インデックス)の役員を勤め、IR、M&Aを推進

2007年、(株)日本マネジコを設立し、上場企業への投資・ファイナンスアドバイス・証券会社向け研修事業、を行うと共に、投資家向けコンテンツなど制作、提供しています。

投資家向けには「YAHOOファイナンス公式ガイドブック」日経ビジネス「お金の学校」、「勝つ!オンライントレード」を執筆。監修として「ウォール街があなたに知られたくないこと」「投資 4つの黄金則」「10日で学ぶMBA」ほか、専門知識を活用して様々な方面で活躍中。証券マン、上場企業役員、投資家、という3方向から30年以上証券市場と向き合ってきた経験を活かし、各々の側面から企業・証券を分析する手法をとる。

ミリオンストック投資顧問(ミリオンストック)に特別アドバイザーとして在籍する、日本証券アナリスト協会検定会員。

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