ミリオンストック投資顧問の堀篤が、2019年6月24日(月曜日)に相場動向を独自に解説。"月曜火曜で下落する局面があれば仕入れ時かもしれない"。
狭いボックス圏の動きへ

日経平均は21,000円~21,500円か

先週は、日米ともに中央銀行の会見が行われ、双方ともに緩和的姿勢の継続が確認されたことで、株式市場には安心感が広がった。筆者の想定よりも日経平均の上値は200円近く高く、21,500円近辺まで上昇したが、週末には調整し、21,300円近くで引けている。

週末にG20を控えた今週は、トランプSNSの動向に左右されるが、無風なら、21,000円から21,500円の狭いレンジでの動きとなるだろう。ただし、週前半よりも後半に期待が持てる展開になりやすい

したがって、月曜、火曜で下落する局面があれば、仕入れ時かもしれない。

円高対処策を

先週の日米中央銀行総裁の発言には注目が集まった

黒田日銀総裁の緩和発言には、すでに新鮮味はないが、パウエルFRB議長の緩和的な会見は、ある程度のサプライズとなった。ただし、このことは、ドル安円高を通して、東京株式市場には、決して良い影響を及ぼしてはいない。そして、この動きは、今週も継続するだろう。株式は、為替の影響力が大きい企業を敬遠する可能性が高い。

ドル円相場の調整と、イラン問題や米中問題への警戒感から、日経平均の動きには強気の見方ができない。一度下落した局面でなければ、安易には買えないだろう。

また、21日に、米国国防省は、中国のスパコン5社を、安全保障上の事実上のブラック企業として、米国からの部品輸出を禁じた。このことも、米中問題の長期化を想像させている。

しかし一方で、東京市場は、下値を切り上げたがっている気配も感じられる。G20ホスト国でもあり、日経平均の下値は、21,000円を割らない程度だろう。

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ミリオンストック投資顧問 : 堀 篤

野村證券(株)(現野村HD)にて営業・商品企画・IPOコンサルティング・M&A等業務に従事。1998年、野村證券(株)退社後、上場企業2社(現タカラトミー、インデックス)の役員を勤め、IR、M&Aを推進

2007年、(株)日本マネジコを設立し、上場企業への投資・ファイナンスアドバイス・証券会社向け研修事業、を行うと共に、投資家向けコンテンツなど制作、提供しています。

投資家向けには「YAHOOファイナンス公式ガイドブック」日経ビジネス「お金の学校」、「勝つ!オンライントレード」を執筆。監修として「ウォール街があなたに知られたくないこと」「投資 4つの黄金則」「10日で学ぶMBA」ほか、専門知識を活用して様々な方面で活躍中。証券マン、上場企業役員、投資家、という3方向から30年以上証券市場と向き合ってきた経験を活かし、各々の側面から企業・証券を分析する手法をとる。

ミリオンストック投資顧問(ミリオンストック)に特別アドバイザーとして在籍する、日本証券アナリスト協会検定会員。

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