ミリオンストック投資顧問の堀篤が、2019年1月21日(月曜日)に相場動向を独自に解説。"今週前半は大型株中心に上昇し、後半は小型株中心となるのではないだろうか"
週後半は小型株へ物色移動か

今週の日経平均株価は、米中摩擦の緩和期待による上昇基調の中で、21,000円の壁に絡む展開になるだろう。米国では、米国と中国双方の譲歩提案が報道され、緊張緩和ムードが高まっている。

米中通商問題は、世界経済の減速や原油価格など、今年の株式市場に対する懸念材料の根源の一つだ。この問題を乗り越えることは、今年1年の相場を占う重要な要素になっている。もちろん、市場を巡る懸念は、これだけではないが、上昇エネルギーを得る材料としては、市場のフォーカスは米中通商問題に集中している。

しかし、21,000円の壁を突破するには、もう一つボリューム不足の感がある。21日のNY市場が休場であること、今週は多くの会議や発表日程があることから、21,000円を突破するには、時期尚早に思える。

一方、個人投資家は、果敢に小型株を仕込むだろう。日経平均が足止めを食ったとしても、マザーズ、ジャスのダック市場に物色の対象が広がる可能性がある。今週前半は大型株中心に上昇し、後半は小型株中心となるのではないだろうか。

日経平均が21,000円近辺で揉んだ場合の大型株の追撃は、控えたほうが良いかもしれない

もし今週の相場が困難なものになるとすると、米中通商問題に関する報道が先走りすぎたものであった、というオチだろう。トランプ氏が、報道を躍起になって否定すれば、市場の雰囲気は一旦冷える可能性もある。

その他にも、ダボス会議(世界経済フォーラム)や英国のEU離脱問題、中国GDP4Q発表など、不透明要因は多いが、これら要因による調整は、投資家に買い時を提供する良い機会になるだろう。

※ミリオンストック投資顧問の無料メールマガジンでは、具体的な注目銘柄名なども無料で配信中です。

ミリオンストック投資顧問 : 堀 篤

野村證券(株)(現野村HD)にて営業・商品企画・IPOコンサルティング・M&A等業務に従事。1998年、野村證券(株)退社後、上場企業2社(現タカラトミー、インデックス)の役員を勤め、IR、M&Aを推進

2007年、(株)日本マネジコを設立し、上場企業への投資・ファイナンスアドバイス・証券会社向け研修事業、を行うと共に、投資家向けコンテンツなど制作、提供しています。

投資家向けには「YAHOOファイナンス公式ガイドブック」日経ビジネス「お金の学校」、「勝つ!オンライントレード」を執筆。監修として「ウォール街があなたに知られたくないこと」「投資 4つの黄金則」「10日で学ぶMBA」ほか、専門知識を活用して様々な方面で活躍中。証券マン、上場企業役員、投資家、という3方向から30年以上証券市場と向き合ってきた経験を活かし、各々の側面から企業・証券を分析する手法をとる。

ミリオンストック投資顧問(ミリオンストック)に特別アドバイザーとして在籍する、日本証券アナリスト協会検定会員。

兜町から発信される早耳情報の決定版!情報通の早耳コラム

関連キーワード
  • ベストシナリオに沿った注目テーマ株
  • 20,300円、19,700円の2つのポイント
  • 危機の中、下がらない株式市場
  • 2019年前半、最大のヤマ場
  • 5月はIPO銘柄の需給が締まる時期
  • 年内は中期的な上昇の期待がある
おすすめの記事