ミリオンストック投資顧問の堀篤が、2019年2月25日(月曜日)に相場動向を独自に解説。"警戒をすべき日は、2月28日"。
警戒をすべき日は、2月28日

東京市場は仕込みの最終段階へ

株式市場は、今年最初のヤマ場へ向かっている

日経平均株価は、3月~4月に向けての株高を期待し、じりじりと上昇を続けている。今週は、22,000円を試す展開になる可能性もある。

米中通商摩擦問題は、何はともあれ解決に向かっている、というのが大方の見方だ。期限延長があったとしても、前向きな内容であることが予想されている。

株価は徐々に切りあがっているが、引き続き仕込み時であると考えられる。

短期的には月末のブレに注意

少し警戒をすべき日は、2月28日だろう。この日は、翌日が通商交渉期限であり、トランプ氏の仕掛けが突発的に起こる可能性がある。また同日、中国の2月製造業PMIが発表される。中国景気は、今、最も金融市場が警戒しなければならないリスクの一つとなっている。この発表への警戒感が出れば、27日の引けあたりから市場は弱くなることも考えられる。

短期的な戦術としては、週初めに仕込み、水曜日引けまでに益出しをする、ということも考えられる。あるいは、中期的な思考の投資家は、2月28日に仕込む、という戦術もあり得るだろう。基本的には、3月以降の株式市場は順調に推移するという見通しに変化はない。トランプ氏は政権としての成果をあからさまに求め始めており、株式市場の動向に非常に注目しているはずだ。

短期的に売買するのであれば、ハイテク株を中心とした銘柄群が有力だ。しかし、様々なリスクを勘案すれば、中小型株へ投資資金を向けたほうが、パフォーマンスには確実に寄与するだろう。

高まる年後半への警戒感

一方で、年後半にかけて、予想以上にリスクが高まっていることも事実だ。中国景気は、引き続き減速感が高まっており、一般的な予想の範囲内で収まるような状況ではないと言えるだろう。3月は全人代もあり、目先にはそれほど警戒感は無いが、その後は、波乱がある可能性を指摘する専門家が増えてきた。

年後半の展開を論じるにはまだ早いが、3月以降に好調な相場展開があった場合でも、益出しを常に優先する投資方針が重要となるだろう。株価が上昇すればするほど、その後のリスクは高まる、ということを肝に銘じておくべきだろう。

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